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ミスターラムとガンジス川


 

ガンジス川はヒマラヤ山脈を源流とする聖なる川です。

インド人はガンジス川そのものを信仰の対象としています。

ガンジス川を神格化したのが、ガンガー女神です。

ガンジス川の水は聖水として崇められ、それで沐浴したり飲んだりすると不浄や罪が浄化されると言われています。


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ガンジスの川辺に行く途中で3匹のトカゲに出会いました。ナーガ(龍・蛇神)のお出迎えの現れでしょうか?

「龍≒蛇≒≒トカゲ」です。←このことは後でも出てきますので覚えておいてください。

 

今回の旅ではヒマラヤンプリースト(ヒマラヤの司祭)であるラムさんがリシケシから合流しました。

プリースト階級は神の祀りを司る役目であり、カーストのトップであります。

私たちと一緒にいる時はフランクな関係でありますが、一旦村に入ると村人の崇敬を集めている人物であり、リシケシの高名な聖者達もラムさんのプージャを求めます。

ラムさんと師匠とは古い仲間で、私もかつて修行にご一緒させて頂く中で何度もお世話になったことがあります。

 

 

今回ガンジス川でのガンガー女神の祝福を受ける儀式を執り仕切ってくれるのがラムさんです。

ラムさんの仕切りによって、身体の各部位にガンジス川の水をかけていきます。

ラムさんは密教僧の読経の様に途切れなく、独特のリズム感・抑揚でマントラを唱和します。

私はラムさんのマントラの読経が大好きで、毎日でも聞いていたい位です。

 

ラムさんがマントラを唱え始め、しばらくすると山からの風が勢いよく吹き寄せて来て、「何かが動き出したな。」と感じました。

 

そして、ラムさんがマントラを終える直前のこと、どこから来たのかこぶしより少し大きめの綿埃の様な白い奇妙な物体が下流から上流に向けてクルクルと回転しながら勢いよく水面を登っていったのです。

 

「なんだありゃ~!?」

 

得体の知れない物体が物理法則に反する様な動きをしていたので、狐につままれる気持ちで眺めていました。

その光景を、修行仲間数名が目撃していました。

 

 

仏陀が6年間の苦行でガリガリになり、苦行を止めて里に降りて来た時、彼を助けたのがスジャータという童女でした。

仏陀はスジャータの差し出す温かい乳粥を飲み体力を回復させたのです。

その時、乳粥を飲んだお椀が手から滑って川に落としてしまったのですが、下流に流れていくのではなく下流から上流に流れて行ったという逸話があります。

 

この白い綿埃が回転しながらさかのぼって行く光景を見て、「まるで仏陀のお椀の様だな」と不思議に思いました。

そして、この不思議が見られるのは、神の祝福を受けているのだろうとありがたい気持ちがたくさん湧いてきました。

 

 

 

 

ラムさんのマントラ読経が終わるといよいよガンジス川の中に入ります。

男性も女性も下着だけになります。

私は川に入水する時には下着も取りました。

日本の川でやれば羞恥心も出て来るし、運が悪ければ逮捕もされますが、ここガンジスの大自然の中では、破廉恥な気持ちはまったく出てきません。

私は割と冷水に慣れていますので、長く水に浸かっていても苦ではありません。

気持ちがよくて、「ハァ~、ビバノンノ」という気分でした。

しばらくガンジス川に浸かった後、水から上ると何とも表現しようがないサッパリ感を感じます。

ガンジス川が霊水と言われる所以でしょうか。

 

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「すごいサッパリした~!!」

 

 

笑顔になって、車に戻る途中で大粒の雨がポツポツと降り始めました。

急に空もどんより暗くなり風も強くなってきました。

嵐が来る気配です。

 

車に乗り込み、扉を閉めようとした瞬間、突如として猛烈な砂嵐が吹いてきました。

1秒位遅れたのでわずかに車内に入りましたが、まさに間一髪で砂嵐を受けずに済みました。

この砂嵐は経験したことがないレベルで全然視界も見えません。

映画にある火星の砂嵐か「ミッションインポッシブル ゴーストプロトコル」に出て来た砂嵐を彷彿とさせます。

本当に数秒遅れていたら間違いなく砂嵐に飲み込まれていたのです。


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画像はイメージ。いきなり飲み込まれましたのでわかりませんが、こんなのだったかもしれません。

 


「やべえぞ、これは・・・」

 

車内なので、どこか他人事のところもありますが、この状況で外にいたらたまりません。

車内か外かでまさに天地の違いがあります。

これに運よく間に合ったのは、まさに神のご加護以外の何物でもないと思いました。

 

ガンジス川には私たちとは別の外国人グループがいましたが、彼らは大丈夫だったのでしょうか?

川辺であれに襲われたら水中以外逃げる場所がなかったはずです。

 

帰国して知りましたが、インドでは猛烈な砂嵐が頻発していて約100名の人がお亡くなりになったということです。

 

 

 

2018年GW インド・ヒマラヤ修行記

2018年GW インド・ヒマラヤ修行記② シルディテンプル参拝

2018年GW インド・ヒマラヤ修行記③ パルマート・ニケタン・アシュラム(リシケシ)

2018年GW インド・ヒマラヤ修行記④ ヴァシシュタ洞窟での瞑想

2018年GW インド・ヒマラヤ修行記⑤ ガンジス川での沐浴 ~ガンガー女神の祝福を得て~

2018年GW インド・ヒマラヤ修行記⑥ ヒマラヤ ナーガラージャテンプル参拝 ~ナーガラージャの出現~

2018年GW インド・ヒマラヤ修行記⑦ デリー空港にて




 


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プロフィール

水野博友

Author:水野博友
気功家・ヒーラー・瞑想家
気功で人の病気や苦しみを癒すヒーラー

愛知県出身、早稲田大学商学部卒。
埼玉県さいたま市浦和区で気功治療院「外気功療法さいたま院」を開業、肉体の病~精神の病まで日夜 気功の施術を行っている。遠隔気功の実績も豊富。
満月時は日本の山に籠り密教修行を行う、また2011年より定期的にインド・ヒマラヤ、インドネシアに渡り様々な聖者の指導を受けて霊性修行に励んでいる。

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