〔 気功の施術の現場で 〕 リウマチのヒーリングスティック療法
category: ヒーリングスティック療法
今日は茨城県よりリウマチのお客様(H様)がご来院になりました。
H様のリウマチは20年来のもので、指は変形していないものの第二関節が腫れています。
今回は痛みがひどく指も曲がらない、手足のむくみがひどいということで大変お辛そうでした。
「今日は来られないかと思いましたが、何とか来ることができました。」と言っていました。
茨城県からさいたま市までは随分時間がかかって大変だったことでしょう。
玄関から入って来た時の第一印象から具合が良くないことが一見してとれました。
大変だっただろうと私は心配しましたが、「行くところがあるというのは幸せなことです。」と気丈にお答えになりました。
H様のご希望はヒーリングスティック療法です。
ヒーリングスティック療法は金属の棒で皮膚を擦り邪気を取る療法で、物理的な圧は加えませんが邪気が蓄積している原因箇所に当たると痛みを生じます。
その邪気がひどい程痛みも激烈になってきます。
「治るのであればどんな痛みにも耐えます。」
と、H様は強い思いを述べられました。

ヒーリングスティック療法の場面 擦るときは末尾で擦ります。
ベッドに仰向けに寝てもらうと、喉元から伝わってくる邪気が最も強い感じがありましたのでまずは前頸部(のど周囲)を擦っていきました。
左の首を擦っていた時も強い痛みを感じられていた様でしたが、右の首の痛みはそれ以上に強烈なものでした。
少しでもH様に安心して貰うため「決して強く圧して擦っている訳ではないですよ。」と言うと、「それはわかっています。だって全然痛くないところもありますから。」と、痛みが物理的な圧から来るものではないとご理解頂いていました。
ヒーリングスティックを擦り始めてすぐにH様の痛みは強烈な痛みであることが私にも分かりました。
H様はリウマチの強烈な痛みに20年も耐えて来たのでどんな痛みにも耐えられるという自負がありました。
しかし、このヒーリングスティックの痛みは予想以上だった様で、苦しみながらも「もう笑うしかありません。」と息絶え絶えになっていました。
私自身その痛みがいかに激烈なものか自分の体験で分かっていますから、痛みに耐えるH様の根性には脱帽の思いがしました。
少し休みを入れながらではありますが、ここは避けては通れない道と私もそう考えてこの時ばかりは心を鬼にして施術にあたります。
「ううっ~」と苦しそうにしているH様の首を私は容赦なく擦りました。(といっても物理的な力を加えている訳ではないのです。)
一通り喉の施術が終りH様は「こんな痛みがあるんですね。」と感想を述べられました。
「女性には出産という大変な痛みを経験しなければならない時もあるじゃないですか。でもそれはそれ程のものではないと思うのです。なぜならそれに耐えたら喜びがあるというのが分かっているから。人は喜びがあれば強い痛みにも耐えられます。」
「しかし、私が経験してきたリウマチの痛み(※骨が変形する痛み)はそんなものじゃありません。もうどうしようもなくって布団を頭に被って身を縮めているしかないんです。医者からも治らない、一生付き合っていくしかないと言われ、またネット等で情報を調べても指がぐにゃぐにゃに変形していたり、車椅子に乗っていたりする写真しか出て来なくて・・・私もやがてそうなる、段々と骨が変形し指が曲がっていくのが分かっているので、未来は真っ暗なんです。それ以上の痛みはないのです。」
「でも、このヒーリングスティックの痛みは、確かに凄く痛いけれどこの痛みは治る痛みであるというのがよく分かります。こんな痛みがあるとは初めて知りました。この様な痛みと出会えるなんて本当に嬉しいです。」
H様がおっしゃった様に、他のお客様も同じことを言われます。
凄く痛い思いをしたけれど、喜んで次の予約を入れて帰ります。
普通なら痛い思いをすれば、二度と嫌だと思って当院に来ることはないでしょう。
しかし、この痛みが病気の原因になっているものが出て行く時のものだということが直観的に分かるのだと思います。
H様は喉の施術をした後に指の痛みが楽になっていました。
また更に左手をヒーリングスティックで擦っていると、H様は仰向けで天井を見ながら涙を流していました。
涙が溢れてくるというのは癒しが行われたサインです。
H様のそれは病気の20年間の自分自身を肯定して受け入れることができた喜びの涙だったということでした。
「そうしなければならないと頭でわかっていてもできなかったことが、今日この場でできるようになりました。」と涙を流していました。
自分自身を肯定することは、自分を愛することです。
リウマチの痛みはどこから来ていたのかははっきりとわかりません。
でも自分自身を否定している思いも原因の一つだったのであれば・・・
自分自身を認めて愛してあげることは、身体が感じていた痛みにも良い変化をもたらすのではないでしょうか。
帰り際の一コマ、玄関で靴を履く時に「あっ、靴がちゃんと履ける!」とH様は声をあげました。
何でも家を出るときはむくみで靴もなかなか履けなかったそうです。
足のむくみもその時すっかり軽くなっていました。
H様のリウマチは20年来のもので、指は変形していないものの第二関節が腫れています。
今回は痛みがひどく指も曲がらない、手足のむくみがひどいということで大変お辛そうでした。
「今日は来られないかと思いましたが、何とか来ることができました。」と言っていました。
茨城県からさいたま市までは随分時間がかかって大変だったことでしょう。
玄関から入って来た時の第一印象から具合が良くないことが一見してとれました。
大変だっただろうと私は心配しましたが、「行くところがあるというのは幸せなことです。」と気丈にお答えになりました。
H様のご希望はヒーリングスティック療法です。
ヒーリングスティック療法は金属の棒で皮膚を擦り邪気を取る療法で、物理的な圧は加えませんが邪気が蓄積している原因箇所に当たると痛みを生じます。
その邪気がひどい程痛みも激烈になってきます。
「治るのであればどんな痛みにも耐えます。」
と、H様は強い思いを述べられました。

ヒーリングスティック療法の場面 擦るときは末尾で擦ります。
ベッドに仰向けに寝てもらうと、喉元から伝わってくる邪気が最も強い感じがありましたのでまずは前頸部(のど周囲)を擦っていきました。
左の首を擦っていた時も強い痛みを感じられていた様でしたが、右の首の痛みはそれ以上に強烈なものでした。
少しでもH様に安心して貰うため「決して強く圧して擦っている訳ではないですよ。」と言うと、「それはわかっています。だって全然痛くないところもありますから。」と、痛みが物理的な圧から来るものではないとご理解頂いていました。
ヒーリングスティックを擦り始めてすぐにH様の痛みは強烈な痛みであることが私にも分かりました。
H様はリウマチの強烈な痛みに20年も耐えて来たのでどんな痛みにも耐えられるという自負がありました。
しかし、このヒーリングスティックの痛みは予想以上だった様で、苦しみながらも「もう笑うしかありません。」と息絶え絶えになっていました。
私自身その痛みがいかに激烈なものか自分の体験で分かっていますから、痛みに耐えるH様の根性には脱帽の思いがしました。
少し休みを入れながらではありますが、ここは避けては通れない道と私もそう考えてこの時ばかりは心を鬼にして施術にあたります。
「ううっ~」と苦しそうにしているH様の首を私は容赦なく擦りました。(といっても物理的な力を加えている訳ではないのです。)
一通り喉の施術が終りH様は「こんな痛みがあるんですね。」と感想を述べられました。
「女性には出産という大変な痛みを経験しなければならない時もあるじゃないですか。でもそれはそれ程のものではないと思うのです。なぜならそれに耐えたら喜びがあるというのが分かっているから。人は喜びがあれば強い痛みにも耐えられます。」
「しかし、私が経験してきたリウマチの痛み(※骨が変形する痛み)はそんなものじゃありません。もうどうしようもなくって布団を頭に被って身を縮めているしかないんです。医者からも治らない、一生付き合っていくしかないと言われ、またネット等で情報を調べても指がぐにゃぐにゃに変形していたり、車椅子に乗っていたりする写真しか出て来なくて・・・私もやがてそうなる、段々と骨が変形し指が曲がっていくのが分かっているので、未来は真っ暗なんです。それ以上の痛みはないのです。」
「でも、このヒーリングスティックの痛みは、確かに凄く痛いけれどこの痛みは治る痛みであるというのがよく分かります。こんな痛みがあるとは初めて知りました。この様な痛みと出会えるなんて本当に嬉しいです。」
H様がおっしゃった様に、他のお客様も同じことを言われます。
凄く痛い思いをしたけれど、喜んで次の予約を入れて帰ります。
普通なら痛い思いをすれば、二度と嫌だと思って当院に来ることはないでしょう。
しかし、この痛みが病気の原因になっているものが出て行く時のものだということが直観的に分かるのだと思います。
H様は喉の施術をした後に指の痛みが楽になっていました。
また更に左手をヒーリングスティックで擦っていると、H様は仰向けで天井を見ながら涙を流していました。
涙が溢れてくるというのは癒しが行われたサインです。
H様のそれは病気の20年間の自分自身を肯定して受け入れることができた喜びの涙だったということでした。
「そうしなければならないと頭でわかっていてもできなかったことが、今日この場でできるようになりました。」と涙を流していました。
自分自身を肯定することは、自分を愛することです。
リウマチの痛みはどこから来ていたのかははっきりとわかりません。
でも自分自身を否定している思いも原因の一つだったのであれば・・・
自分自身を認めて愛してあげることは、身体が感じていた痛みにも良い変化をもたらすのではないでしょうか。
帰り際の一コマ、玄関で靴を履く時に「あっ、靴がちゃんと履ける!」とH様は声をあげました。
何でも家を出るときはむくみで靴もなかなか履けなかったそうです。
足のむくみもその時すっかり軽くなっていました。