6月サットサンガのご案内

皆さん、こんにちは。
5月のサットサンガは、「開運百科」と題し、陰徳を積み運命を克服する方法をお話ししました。
6月のサットサンガは「開運百科」の続きをします。
題して、
「開運百科2」 食 編
食を統制することで、運命を良くしていく方法をお話しします。
「あの人は成功して恵まれているな。」
「あの家は皆うまくやっているな。」
と、思うことってありますよね。
そう思う時はその人が努力してきたのだろうとか推測する訳ですが、人生が上手くいくというのは正直努力だけで説明がつくものではないのです。
努力をしている人は世の中にごまんといますし、それでも上手くいっていない人が圧倒的に多いのです。
つい、「自分は努力不足なのだろう・・・」と反省して、上手くいっていないことを自分に納得させたりするのですが、努力以前にその裏にある人生の法則を知らなければ一向に人生は良い方向に向かいません。
では、仏に頼って仏教に帰依すれば良いのでしょうか?
仏教を一生懸命やったら極楽往生、つまりあの世での成功を保証してくれるかもしれません。
確かに極楽往生も大事ですけど、欲しいのはあの世での成功ではなく、この世での成功=現世利益ですよね。
「開運百科2」では、益々人生を上手く運ぶための法則を披露していきましょう。
どうぞお楽しみにしていてください。
開催日時は、
6月18日(土)19時30分~21時30分
となります。
今回だけ19時30分開始です。
お間違えの無いように。
参加資格は、次の通りです。
下記の講座受講者(受講中でも可)
・スピリチュアル・ヒーリング講座
・メディテーション&ヒーリング講座(密教瞑想講座)
・レイキ講座
当院から下記をご購入された方
・ヒーリングスティック(銅製)
・ヒーリングスティック(独鈷杵)
・五鈷杵
サットサンガの後半は合同瞑想をします。
瞑想の経験がない人は、「え~、瞑想したことないしな・・・」と臆してしまうかもしれませんが、難しく考える必要はありません。
確かに参加者の中には瞑想に習熟した人もいますけれど、リラックスして座っていればいいだけですから誰でもできるものです。
「ただ座っていればいいのか・・・」と思えば簡単そうでしょう。
合同瞑想に出たけど大変だった、出るんじゃなかったと後悔した人はこれまでいませんから心配は一切不要です、どうぞご安心ください。
参加ご希望の方は事前準備がありますので、メールフォームかメールよりご一報ください。
➡ 「お問い合わせ」メールフォーム
その他、詳細は「スピリチュアル・ヒーラー養成塾」のサイトの「サットサンガ」をご覧ください。
➡ 「サットサンガ」
サットサンガ「開運百科」 功過格と五逆罪

皆さん、こんにちは。
21日のサットサンガでは、「開運百科」というテーマで話をしました。
開運法といっても実にたくさんの方法があります。
それを全部話すにはとても時間も足りませんので、これはという要点をお話ししました。
それは何かというと、徳を積むということです。
徳というのは、グッドカルマ・善因・福分とも言います。
もう少しくだけた表現をすると「天の貯金」ということです。
また、一方で悪因縁(バッドカルマ・メグリ・業)となる行為をしないということもお伝えしました。
これらの影響は本人だけではなく、家族にも及びますし、子孫累々と引き継がれていくものです。
昔からよく「お天道様は見ている」と言われます。
昔のおばあちゃんはよく言っていたのでしょうかね。
神様は全部お見通しですよ、という日本流の表現です。
最近は人が見ていなければ一向に平気という心持ちの人も多くなっている様に見受けられ、人心も廃れている様に感じます。
天(神)はすべて見ていて、人の思いや行動は良きも悪しきもすべて天に記録されていると私は考えています。
色々な開運法がありますが、徳を積んでいない、つまり天の貯金がない人には神様もその願いを叶えようがありません。
「神様、私の病気を治してください。」
「神様、私に子供を授けてください。」
「神様、良い仕事に恵まれる様にしてください。」
等々、人の願いは多様でありますが、徳を積んできた生き方をしてきた人(¬=天の貯金がある人)には速やかに願意が成就する様取り計らわれるでしょう。
私がしている気功治療はスピリチュアル・ヒーリングといってご神仏の力を導き、その力で癒すというものですが、クライアントによっては凄い力が降りて来る人もいます。
施術をしている私もおこぼれに預かり、私自身も気(エネルギー)に溢れかえって気持ち良くなります。
この様な人は、相当に徳(天の貯金)があるのでしょう。
当然ながら気功治療の効果も著しく現れ、病気や症状も速やかに癒されます。
一方で、徳を積んでいない生き方、自分本位の生き方をしてきた人には神様はきっとこう言うでしょう。
「おいおい、願いを叶えてくれと言っているが、お前には全然もう天の貯金がないではないか。」と。
幾ら神様にお願いしても、金運アップの財布を持とうが、徳分(天の貯金)がなければ叶いにくいのです。
これは法則です。
なので、幸せに生きようとすれば徳を積む生き方を実践していかなければなりません。
徳を積むためには、人の役に立つことをする、人に感謝される生き方をする、これに尽きます。
「情けは人のためならず」という諺があります。
これは人に情けをかけてはいけないという意味ではありません。
この諺(ことわざ)は「人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分に戻って来る」という意味で、善因・カルマの法則についての諺なのです。
その徳を積むという行為について昨日のサットサンガでは、『陰隲録(いんしつろく)』という中国の古典を題材にお話ししました。
この本は、中国明朝の袁了凡(えんりょうぼん、1535年生まれ)が息子の袁天啓を教育するために功過格(善行と悪行の基準)を説いたものです。
その明朝の時代、またこの本を無名上人が翻訳して出版した江戸時代、功過格(善行と悪行の基準)は大変広まったということです。
功過格(善行と悪行の基準)とは、善行と悪行の採点表で、これを基に自分自身の行動を振り返って善行を重ね、徳を高めていくのです。
詳しく知りたい方は、「和語陰隲録(いんしつろく)」をご一読ください。
漢語がベースになっていて少々読み辛いので、子供向けの「こどもたちへ 積善と陰徳のすすめ~和語陰隲禄意訳~ 」でも良いかと思います。
この本は正直子供向けではなく、大人が読んで十分満足できる内容です。
あと、サットサンガでお話しし忘れたことに「五逆罪」という仏教の思想があります。
「神の世界の常識は、この世の非常識」と言われ、この世界の常識があの世では通用しない、真逆になっていると言われています。
人殺しはこの世では決してしてはいけないことで法律でも最も重い刑が科せられます。
確かにそれは決して容認されることではありません。
しかし、仏は人殺しをした者であっても慈悲をかけ、いつか救済してくれるのです。
(ただし、人殺しをすれば相当の悪因縁を積むことになり、そのカルマを清算しなければならないという法則から逃れることはできません。)
人殺しも救済する仏の慈悲でも、これをしてはいけないというのが「五逆罪」です。
これをすると、仏教の世界では無間地獄に陥り仏も救済しないのです。
その五逆罪は、
① 父母を殺す(言葉で傷つけることも含む)
② 正法を誹謗(ひぼう)する、神を冒涜(ぼうとく)する
③ 破和合僧(教団の内部を分裂させる)
④ 殺阿羅漢(阿羅漢〔=聖者〕を殺す)、師を害する(言葉で傷つけることも含む)
⑤ 出仏身血(仏の身体から血を出す)
or 説法の邪魔をする
と、いうものです。
悪行の中でも、この五逆罪は最も犯してはならないものになります。
密教の修行と成果を人に話すと、一般の人にとってはあり得ない・考えられないことなので、「そんなことあるわけないだろう。」という批判を招くことになります。
一般の人にとってもそうですが、スピリチュアルなことに詳しいと自覚している人にとっても、密教の世界の不思議は容易に理解できるものではなく、「いい加減なことを言ってる」とか「騙している」「詐欺的である」という批判につながってしまうのです。
それは神を冒涜(ぼうとく)することにつながり、人に正法(しょうほう)誹謗(ひぼう)の罪を架してしまうことになるので、密教の教えは公開されずに秘密に相伝されているのです。
その他の項目は主に仏法を説くことを妨げないというのに関連しています。
また、サットサンガでも話しましたが親孝行というのはとても大事なことであり、父母を害すると言う行為は特に厳禁とされているのです。
「密教瞑想講座」開講のお知らせ

皆さん、こんにちは。
私が主宰するスピリチュアル・ヒーラー養成塾では、「メディテーション&ヒーリング講座」という瞑想講座をご提供してきましたが、この度内容を一新し新たに「密教瞑想講座」として始めることにしました。
私は、この人生でやらなければならない仕事が3つあります。
それは、
① 病気の人を癒す仕事
② 後進のヒーラーを育てる仕事
③ ?
3番目はまだ時期ではないので言えません。
言うと今の仕事と違うためご心配をかけてしまうかもしれないので、これは師匠や修行仲間、極々一部のお客様にしかお話ししていません。
今回の「密教瞑想講座」はこの2番の本格的始動となるものです。
これまでもスピリチュアル・ヒーリング講座や瞑想講座などで教えてきましたが、ここからが本番と私自身思っています。
T仙人と言われる師匠から、
「教えを広く縁ある人に伝え、衆生救済をせよ。」
と、言われたのが今年の2月。
それをどの様な形にして出していくか熟考し、時間がかかりました。
それがようやくまとまったのでこうしてお披露目することができる様になった次第です。
「密教瞑想講座」は初伝・奥伝・秘伝・皆伝と4階梯の構成になっています。
講座の教えは私がインド・ヒマラヤ、バリ島などで修行をした経験や、密教の師匠(T仙人)から伝授された教えが中心となっています。
特に、後者の教えは1000年伝わる裏密教の法統につながるものです。
奥伝の受講生にはお教えしますが、決して表に出ない様極秘に継承されてきたもので、詳しい内容については公開することができません。
もし書けば、普通の人はそれを理解できないので、虚言癖や妄想癖があるか思われてしまいます。
奥伝の階梯からは、その様なものがこの世に存在するのかという信じられないものを提供していきます。
私も初めてそれを知った時は、耳を疑いました。
その恩恵に浴することができるというのは、本当に縁がある極々一部の人しかできません。
私自身「どうして自分が・・・」という思いが今でもあります。
法というのは、仏教の秘密の教え・法則・真理という意味ですが、本物の法に巡り合うのは非常に難しいのです。
それを、
「ガンジス川から砂金の一粒を探し当てるが如し」
と、例えます。
そんなこと実際にやるのは不可能でしょう。
探そうとして探し出せるものではなく、縁がなければ辿り着くことができないのです。
現にこの様にして私が書く記事を目にする人は多いものですが、ほとんどの人は価値を感じなかったり、いかがわしく思ったりして素通りするだけです。
その様な様子を密教では、
「法の山に入り手ぶらで帰るが如し」
と言います。
または、
「縁なき衆生は度し難し」
と、言います。
縁がない人たちを悟りの境地に導こうとしてもできない、という意味です。
ブログに講座のことを書いているからと言って、商目的でたくさんの人を集めようとしているものではありません。
奥伝から先はある法の物を使いますが、それは数が限定されていますので無くなり次第終了です。
当面は大丈夫ですが、そんなに数は多くありません。
とりあえず、私は縁ある人の目に触れる様に準備をするまでで、後は神が結びつけてくれることでしょう。
講座の特徴は、エネルギーの伝授と併せて幾つかの伝承の法具を使ってエネルギーを高めていくという点です。
法具の代金は講座の受講料にすべて含まれています。
私自身もこれまで多くの法具を使って気(エネルギー)を鍛えてきましたが、必要なものを厳選して幾つかの法具を受講生に提供していきます。
結構法具に費用がかかるため、密教の世界を知らない人や巷のスピリチュアル講座しか知らない人には幾分高く感じられたり、金儲け主義に思われたり、ネガティブに思う人もいるかもしれません。
関係がない人・内容を知らない人に理解してもらうのは不可能なので、それはそれで結構ですが、決してその様なものではありません。
価値を知る人にとっては、そんな安い値段でと思われる位でしょうし、もっとも法はお金を出せば手に入るものではないのです。
皆伝の階梯まで行った人は私の様に有り余る程の歓喜を体験することになるとお伝えしておきましょう。

※これまでの「メディテーション&ヒーリング講座」を受けたことがある受講生には、この機会に万障を繰り合わせ是非とも参集して頂きたいと思っています。(でもあまり無理しすぎない様に〔笑〕)
今度の教えはこれまでと次元が違います。

ヒーリングスティック(独鈷杵〔とっこしょ〕)
皆さん、こんにちは。
これまでたくさんの方にご利用頂いてきましたヒーリングスティック(独鈷杵)は間もなく販売終了となります。
在庫限りで終わりとなります。
このヒーリングスティック(独鈷杵)はチベットの独鈷杵という法具を独自の形状に研磨し、法力を入れて斡旋してきました。
しかし、今後この独鈷杵が入ってくる見込みが立たなくなりましたので、これで販売を終了することを決定しました。
独鈷杵は幾つかの通販サイトで売っていますので、それに法力を入れたら良いのではないかと思われるかもしれませんが、ヒーリングスティック(独鈷杵)として使用する独鈷杵はある部分が特別な形状をしており、そのために特殊な波動が発せられる様になっています。
その形状がないものは、代替がきかないのです。
この様な事情により、販売終了となります。
私自身も大変残念なのですが致し方ありません。
今後は、護身・パワーアップの法具として五鈷杵を取り扱っていきます。

五鈷杵も販売を開始して、幾つかご感想を頂いていますが大変好評です。
ただ、五鈷杵はヒーリングスティック(独鈷杵)の様に皮膚を擦って邪気を出すという機能を持っていませんので、その様な使用用途をお考えの方にはヒーリングスティック(独鈷杵)がお勧めです。
もし、ヒーリングスティック(独鈷杵)のご購入を検討していた方は、この機会にお早めにお求めください。

ヒーリングスティック療法を受けてみたい人はこちらをご覧ください。

密教法具の五鈷杵(ごこしょ)のご案内

五鈷杵
皆さん、こんにちは。
今日は新しく取り扱うことになりました五鈷杵のご案内です。
五鈷杵(ごこしょ)はこれまで斡旋してきた独鈷杵(とっこしょ)と同じく金剛杵(こんごうしょ)の仲間で、密教の行者が持つ法具の一種です。
独鈷杵とは少し使用用途が異なりますが、五鈷杵は退魔・厄難消除の力が強く最高の護身法具です。
そのパワーは弘法大師空海をして「無限の幸せをもたらし、魔を消滅させる」と言わしめた程です。
今では私は気功治療(ヒーリング)をする時、必ず左手に五鈷杵を握って施術をする様にしています。
五鈷杵のお陰でこれまで以上に力強い気(エネルギー)がどんどん出る様になりましたので、五鈷杵のパワーには本当に感動しています。
気功家・治療家・ヒーラーなどの治療家、仏教関係者などプロの方のみならず、一般の方にも最高のお守りとして強くお勧めします。
五鈷杵が強力に邪気を祓い神気を導いてくれるので、開運招福が大いに期待できます。
これは五鈷杵をお持ちになった方のご感想です。
水野さん!今届きました!早々に発送していただき、ありがとうございますm(__)m
ほんとに五鈷杵すごいですね!今朝お使いから帰ってきたらどーにも身体が重く眠く、こりゃ色々拾ってきてしまった…と思っていましたが、五鈷杵を握った瞬間、たぶん拾ってきたものたちが出て行ったんでしょうね、身体がモゾモゾぞわぞわ〜っとしたかと思ったら、神様のあのなんとも清らかで柔らかな幸せエネルギーに包まれているのを感じました。そして、なんともありがたくなって、うるっときてしまいました…。
神様と常に一緒にいられて最高に幸せで、本当にすご過ぎる法具ですね˚₊*(ˊo̶̶̷̤ .̫ o̴̶̷̤ˋ)*₊˚
素敵な法具をありがとうございました♩
五鈷杵は「気功治療家が勧める本物パワーアイテム」で取り扱っています。
詳細についてはこちらのサイトをご覧ください。

5月サットサンガのご案内

皆さん、、こんにちは。
4月23日(土)には4月のサットサンガを開催しました。
今回の説法は、
「中村天風師の哲学 心をいかに積極的に運用するか」
についてお話ししました。
予定では1時間のところ、またも長引き1時間40分もお話ししてしまいました。
余り知られていない天風師のことや、ヒマラヤでの修行など私が直接伝聞したこともお伝えできたので、興味のある方にはご満足頂けたのではないかと思います。
これは参加者の一人Tさんのご感想です。
サットサンガでは、中村天風先生のお話を
水野先生の経験等もあわせて説明してくださったので
私のようなレベルでもわかりやすかったです。
本を数回読んだものの忘れてしまっていた所や
理解できていなかった所を
再確認できたのでまた日常の生活に取り入れて行きたいです。
講義をありがとうございました。
今回の説法でもイチオシの本として中村天風の「運命を拓く」をご案内しました。
まだ中村天風師について知らないという人は、この本から入ったら入ったら良いでしょう。
「運命を拓く」中村天風
5月のサットサンガは21日(土)19時から開催します。
今回の説法のテーマは、
「開運百科」
です。
開運するにはどの様な考え方、行動をすれば良いのか、それをお伝えします。
「そんな話を聞いただけで運が拓けるのか?」と思われる人もいるでしょう。
聞いたことを実践すれば問題なく人生は大きく変わります。
開運は法則にのっとって生きるかどうかの違いと思います。
要はやるかやらないかの違いなのですが、そのルールを知っているかというと知らない人が大半でしょう。
全然大丈夫です。
人生は思いと行動で変わるのです。
と、いう訳で、これまでスピリチュアル・ヒーラー養成塾を受講したことがある方、またはヒーリングスティックを弊店で購入された方はどうぞ奮ってご参加頂ければと思います。
初めての方、瞑想初心者の方でも大丈夫ですよ。
参加希望者は下記のお問い合わせフォームより参加希望の旨お知らせください。


「永遠のヨギー ヨガをめぐる奇跡の旅」を観てきました!

ザ・ビートルズやスティーブ・ジョブズら多くの著名人に影響を与えたとされる、ヨガの伝道師パラマハンサ・ヨガナンダの生涯に迫ったドキュメンタリー「永遠のヨギー ヨガをめぐる奇跡の旅」予告編。
4/30よりユーロスペースにて公開。
『永遠のヨギー ヨガをめぐる奇跡の旅』は、現在世界で3億人もの人々が愛好する<ヨガ>を諸国に広めた「西洋ヨガの父」として知られる偉大なヨギー(ヨガをする者)=パラマハンサ・ヨガナンダの生涯を辿る作品です。
なぜ、文化も習慣も違う遠い異国の地・インドに生まれたヨガが、東西を問わず今日までこれほど多くの人々に受け入れられているのか?それは、ヨガナンダの功績を抜きにしては語れません。
人種差別が横行する1920年代のアメリカで、ヨガがもたらす“調和”と“愛”を説くヨガナンダに、人びとは惹き付けられていきます。
それは時代を超え、ザ・ビートルズのジョージ・ハリスンをしてヨガナンダの著書「あるヨギの自叙伝」に出会ってなかったら今の人生はないと言わしめ(ヨガナンダはザ・ビートルズ「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のジャケットにも登場)、アップル社創業者のスティーブ・ジョブズは、「あるヨギの自叙伝」を唯一自分のiPadにダウンロードし、繰り返し読んでいたといいます。
また本作中ではヨガナンダとインド独立の父・ガンジーとの交友も描かれ、その生き方と精神は、現在もたくさんの人々に受け継がれています。
作中では、ヨガナンダの貴重な映像と、ジョージ・ハリスンやスティーブ・ジョブズなど多数の著名人の証言や逸話を通して、アカデミー賞ノミネート歴のあるパオラ・ディ・フローリオとサンダンス受賞歴のあるリサ・リーマンが、彼の生涯と教えに迫ります。
アメリカ、オーストラリア、ブラジル、ドイツ、イタリア、フランス他、全世界でロングラン上映中の本作が、ついに日本上陸です!
(出典 : ユーロスペース)
この映画は聖者パラマハンサ・ヨガナンダの人生を描いたノンフィクション映画です。
パラマハンサ・ヨガナンダと言えばあの「あるヨギの自叙伝」の著者です。
「あるヨギの自叙伝」はスピリチュアルに関心がある人の間では昔から注目されている本で、故・船井幸雄氏も人生で最も影響を受けた2冊の本の1冊としてこの本を挙げています。
私も大分前に読みましたが、その頃はインドの聖者とはどの様な者か全く知りませんでした。
そんな時分にこれを読んで随分衝撃を受けたことを覚えています。
インドの聖者の情報は今でこそ大分入りやすくなりましたが、当時は余り情報もありませんでした。
後になって自分が幾度もインドやヒマラヤに行くことになるとは皆目思いもよらぬことでした。
「あるヨギの自叙伝」にはビックリする様な話がたくさん載っています。
その本にはヨガナンダの写真は幾つも出ていますが、その動画が見られるというのはとてもありがたく貴重な機会です。
なぜなら画像からはその人の気(エネルギー)が伝わってくるからです。
ヨガナンダの波動を、その映像と声から受けることができるのです。
この様なチャンスはめったにありません。
また、ヨガナンダの師であるスリ・ユクテスワやガンジーも登場します。
私は両氏の気(エネルギー)もまた凄いものだと思いました。
霊性修行における師弟関係は今生だけのつながりではなく、遠く過去世からのつがなりがあります。
ヨガナンダと師・スリ・ユクテスワもそうでした。
永く霊性修行の師弟として愛で結ばれた2人の関係は見どころの一つと思います。
20世紀の初頭にインドから遥々アメリカに移住してそこで布教をするというのは並大抵のことではなかったはずです。
障害も数えきれない位多かったでしょうし、また多くのネガティブなエネルギーを受けていたことでしょう。
ヨガナンダが多くのアメリカ人を啓蒙した功績は確かに偉大ではあるけれど、それが使命だったとはいえ、本当に大変な人生を送られたと思わずにはいられませんでした。
私はこの映画にとても満足しました。
インドの聖者とはどの様なものか、また霊性修行とはどの様なものか、それに関心がある方には是非ともお勧めの映画です。
首都圏では渋谷のユーロスペースで上映しています。
人ごみが嫌いな私は何年かぶりに渋谷のど真ん中にいきました。
ユーロスペースはラブホテル街のど真ん中、人ごみをかき分けて頑張って行ってきました。
帰ってきてへとへとになりましたが、聖なるエネルギーもたくさんいただけましたよ。
4月30日公開ですが、ユーロスペースではいつまで上映しているかよくわからないのでご確認の上観たい方はお早めに行ってみてください。
