2018年2月 ご神木プージャをする師
皆さん、こんにちは。
2月3日(土)22時から約1時間、毎月恒例のご神木プージャ(護摩祈禱)を執り行いました。
今回のプージャもまた特別なものになりました。
今回もたくさんの方々にご参加頂き師匠共々厚くお礼お申し上げます。
さて、プージャで人は願望の成就を期待します。
では、それが叶う可能性を高めるのに必要な条件とは何でしょうか?
1つには、司祭の力量です。
この修行道場では、私の師匠が司祭であります。
師匠はヒマラヤにある神の村で「ヒマラヤンプリースト」の称号を得た本物の人物です。
2つ目には、供物(くもつ)です。
供物は神への捧げ物です。
神と一言で表しても、宇宙の根源的唯一神から人間の手助けをしてくれる近い存在まで幅広くあります。
人間界の苦悩を取り除くサポートをする神々には、それ相当の捧げ物が必要です。
それがなければダメということではなく、それがあると可能性を高めるのです。
供物を炎にくべれば、それは瞬く間に燃えて煙になります。
その燃え殻は灰になります。
神は固形物を食べませんから、その気化したエネルギーを吸収するのです。
神が喜ぶ供物ですが、文明が未発達の時代には野辺のあちらこちらで取る事ができました。
しかし、現代では既に入手が相当困難かつ高額になっているものも多いのが実情です。
しかし、師匠は供物を集めるのに奔走し、非常に貴重な供物を用意してくれます。
それによって、神から得られるパワーが増強する訳です。
毎回の様に神への供物(くもつ)として特別なものを捧げていますが、今回もスペシャルです。
何の粉でしょうか?
これはサイガカモシカの角の粉です。
これはめったに手に入るものではありません。
サイガカモシカの角の先端部
サイガカモシカの角は頭にこもる熱(邪気〔悪霊・霊障〕)を取るのに使います。
邪気が頭にこもると、頭がモヤモヤとして思考力が低下し感情もネガティブになります。
ほとんどの人が程度の差こそあれ、この様な状態になっています。
それが酷くなると、心や精神の病、自律神経の病になります。
これを燃やした煙は鼻から脳に入り込み、頭の邪気に作用しそれを追い出してくれるのです。
それと、この山盛りの香木。
これはオイルをたくさん含む木で、非常にズッシリしています。
水に入れると浮かばずに沈んでしまいます。
この香木がとても高価であると、前のブログ記事でも書きました。
プージャではたくさんの香木を焚いて神の好む香りをたきこめます。
香りは神のごちそうと言われ、その煙のエネルギーは天界の神に届けられることになるのです。
師匠が電動丸ノコで硬い香木を切って粉を作っているところ
今回の香木は特に硬いものでした。
今まで使っている香木は沈香・白檀に次ぐ硬さなのでプロ用の電気カンナで削る事が出来ていたのですが、今回入手した香木は硬く、電動カンナの刃は欠けてしまいました。
その為、急遽アルミも切れる電動のこぎりを使うことに。
数万円分(本来は値段のつけようは無い)の香木を削ってこれだけ出来ました。
7種類のお供物を手前の赤色の計量器で量りながら調合する
今回は供物について詳述しました。
プージャって火の前でただお祈りしているだけじゃないの?って思っていた方、そんなに単純簡単なものではないのがご理解頂けたでしょうか?
供物の効用もさることながら、師匠は少しでもご神木プージャで悩める人々を救済したいと懸命に修行を重ねています。
雪深い山中で洞窟に籠って修行をしている師匠を思いながら、私は喧騒の都会で気功治療に勤しんでいます。
以下の内容は先月の記事とほとんど同じですが、初めての方もいらっしゃいますので再掲します。
最近は、Twitterで正確な開始時間を告知しているため、その時間に合わせて瞑想やお祈りをされている人が増えてきている様です。
22時からの開始に合わせて一緒にお祈りをしてくださった方はおそらくシヴァのマントラ(オーム・ナ・マ・シヴァ・ヤ)を唱えていたことと思います。
そして、気に敏感な方は「凄いエネルギーが来ている!」「プージャが終わった頃、身体が軽くなる!」と嬉しいご感想をメールで寄せてくれる人も少なくありません。
プージャのエネルギーを感じることができたら、プージャに参加している実感がより高まるから喜ばしいことではありますが、感じる感じないは気(エネルギー)への感度の個人差があるため気にする必要はありません。
肝心なのは、プージャに参加し共に神仏にご祈願することで、お悩みの問題となっているカルマ(業/因縁/メグリ)のエネルギーが浄化され、願意到達に着実に近づいているということです。
また、今回も参加者の皆様に師匠より特別のギフトを預かりました。
先月のルドラクシャと同じものになりますので、複数になるという方は身近にいる大切な人にプレゼントしたり、または紐を変えたりして身体の違う部位に漬けてみたりするのも良いでしょう。
4つ貯まった人は、小袋に入れてベッドや布団の四隅に置いてみるのもお勧めです。
4つのルドラクシャに囲まれたエネルギーの結界ができて、睡眠中ネガティブなエネルギーから護られます。(睡眠中はエネルギー的にも無防備になりやすいのです)
また、高いエネルギーの空間で睡眠をとれますので、疲労の回復が早いと実感しています。
ギフトとして預かっているのは、下記のルドラクシャのお守りです。
ストラップタイプとネックレスがあります。
実物は多少デザインが異なる場合があります
ルドラクシャとは、インドの聖者や修行者が首から下げているネックレス(ジャパマーラ)の珠のことで、神の雫(しずく)とも言われます。
私も気功治療の際にいつも首から下げていますから、ご存知の方も多いことでしょう。(右のプロフィールの写真をご覧ください)
ルドラクシャは、菩提樹の木の実で、菩提樹といえば仏陀がその木の下で悟りを啓いたことで有名です。
また、ルドラクシャは、水や水晶と並んで気(エネルギー)を蓄えやすい性質があります。
インドの聖者は、瞑想の際にこのルドラクシャのネックレス(=ジャパマーラ)を指でくくってマントラ(真言)を唱える修行をします。
修行を重ねるにつれ、ジャパマーラにマントラのエネルギーが充填されジャパマーラは益々強いエネルギーになっていきます。
そのため、聖者の修行レベルを計るには、その人自身とジャパマーラのエネルギーを見れば容易に判定がつく訳です。
ルドラクシャは、色々と種類があり、ランクもピンからキリまでありますが、その価値を決めるのはそこに入っている気(エネルギー)です。
写真のルドラクシャは、師の庵(修行場)で4・5年もの長期間、気(エネルギー)を入れ込んだ非常に価値の高いものです。
通常は、オレンジ色っぽいのですが、これは年期入っているため黒光りしています。
黒光りしているルドラクシャは珍しく、持っている人は稀です。
また、小さなオレンジ色のルドラクシャはブッダ系の寺に伝わって来た物です。
この中には、
龍のエネルギー(願望成就)
天使のエネルギー(喜びをもたらす)
魔除けのエネルギー
が入っています。
龍のエネルギーを入れるために、ルドラクシャを密教で伝わる「龍のオイル」に漬け込みます。
この「龍のオイル」とは、ある特殊な密教技法によって龍のエネルギーが満ち溢れているオイルのことをいいます。
私が「邪気祓い開運堂」で斡旋している邪気祓いオイルより強力で、一般には斡旋していない修行者専用のオイルです。
その「龍のオイル」のエネルギーが入っているため、ルドラクシャのエネルギーも非常に強力です。
悪霊も容易に近づけません。
気(エネルギー)が感じ取れない人にとっては、只の飾りにしか見えませんが、気(エネルギー)がわかる人が見たらその真価がわかるというものです。
ルドラクシャをお渡しする際にこの「龍のオイル」を拭き取らずそのままお渡ししています。
そのためルドラクシャはオイルがたくさん付いている状態です。
お手数ではありますが、ご自身で「龍のオイル」を布で拭き取ってヒーリングスティックなどの法具や大切なアクセサリーに塗って浄化・パワーアップに活用してみてください。
そして、目に見えない不思議なご縁(神縁)があって手に入ったものですのですので、ルドラクシャをたかが飾りと思わず永く大切にして頂けたら嬉しく思います。
また、このルドラクシャを手に持って瞑想をすればパワー(神気)を頂けます。
また痛みや症状があるところに直接当てても良いでしょう。
その際は、シヴァ神のマントラを唱えてみてください。
シヴァ神のマントラは、
オーム ナ マ シヴァ ヤ
です。
これを幾度も繰り返し心で唱えます。
シヴァ神について、詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください。
シヴァリンガム(シヴァ神のご神像)
➡ シヴァ神
今回ご神木プージャをお申込み頂いた方には漏れなく進呈します。
当院に通院中の方・講座受講中の方には直接お渡しし、そうでない方には後日発送させて頂きます。
2月の発送は来週~再来週になる見込みで、いつもより遅れます。ご了承ください。
今回は、師よりギフトがありましたが、次回はあるかどうかはわかりません。
あるかもしれないし、ないかもしれません。
ご神木プージャはギフトがあるかないかの損得勘定でやるものではなく、信仰心の発露によって参加するものですので、お気持ちが高まりましたらどうぞご参加ください。
さて、次回のご神木プージャは、
3月3日(土)の夜(22時頃)
開催します。
自分の願いの成就を後押ししてほしい方は、下記のページ中にある。「ご神木プージャお申込みフォーム」に必要事項を入力し送信してください。
ご神木プージャは1本1,000円以上のご喜捨(寄付)で承っています。
たくさんの方のご参加をお待ちしております。