2月サットサンガを振り返って、そして3月の予告
category: 霊性修行

皆さん、こんばんは。
20日(土)の夜、2月のサットサンガ(真理の集い)を開催しました。
今回は「カルマの法則」をテーマに1時間お話ししました。
カルマはメグリ、業、因縁、借銭などとも言います。
カルマの法則は人間が輪廻転生をしているということが大前提になっています。
自分が行ったこと・思ったことで良いことも・良くないこともすべて自分とその係累に返ってくるという法則です。
※以下引用は「日月神示」
「めぐりと申すのは自分のしたことが自分にめぐって来ることであるぞ。めぐりは自分でつくるのであるぞ。」(黄金の巻 第七十七帖)
現在の自分に悩みや苦悩があるのは、まだカルマが残っているからと考えられるのです。
カルマは生きている以上完全になくなることはないのでしょうが、それが減少し微量になっていくと「日月神示」でいう「嬉し嬉し」の世界になっていきます。
「メグリあるから心配あるのぞ、メグリ無くなれば心配無くなるぞ。」(水の巻 第九帖)
「むやみに腹が立ったり、悲しくなったり、悔しくなったりするのは、まだめぐりあるからぢゃ。めぐりの霊界との因縁が切れて居らぬからぢゃ。」(春の巻 第二十六帖)
自分が負うカルマは自分の過去世から引き継いでいるものと、家系の先祖から受け継いでいるものと主に2種類あります。(厳密には国家や人類のカルマという集合的なものもあります。)
サットサンガに参加をする方、神事に従事する方は自分自身のカルマを解消していくだけではなく、家系のカルマ(業)やより大きな単位のカルマも解消していく役目を負っていることが多いと思われます。
それだけに、その人生は困難が伴うことが多いのですが、果敢に人生の荒波を超えて修行をしていかねばなりません。
時には苦しさに弱音を吐きたくなることもあるでしょうが、わからない様で背後では神のお導きがあるのを忘れてはなりません。
神事に捧げた人生をやり遂げると7代末まで繁栄すると言われているのですから。
「この方の許へ引き寄せた人民、八九通りは皆一度や二度は死ぬる生命を神が助けて、めぐり取って御用さしているのぞ。奉仕せよ。」(黄金の巻 第四十帖)
※「この方」とは神の一人称表現です。
「その人民にメグリなくしてもメグリ負うことあるぞ。人類のメグリは人類の誰かが負わねばならん。一家のメグリは一家の誰かが負わねばならん。果たさねばならん。善人が苦しむ一つの原因であるぞ。神の大きな恵みであり試練であるぞ。わかりたか。」(春の巻 第二十四帖)

マザーテレサの苦悩はまさにこのことだったのでしょう
これは今回サットサンガに参加されたNさんのご感想です。
今日はサットサンガ、ありがとうございました。
今、こうして目に見えるものの世界で生きていると
目に見えないことに対してどうやって向き合ったらいいか
わからなくなる時があります。
きっと自分で選んできた人生のはずですが、カルマに向き合わないと
いけないとわかっていてもくじけることもとても多いです。
やはり人間は弱い存在ですね。
でも、こうやってお話をきけて生きて行くヒントをもらえると
また頑張ろうと立ち向かっていける気がします。
カルマは辛く大変なものだとばかり思っていましたが
生きる過程において、ギフトにもなるんですね。
それがわかっただけでもまた一歩進めたような気がします。
ありがとうございました。
またよろしくお願いします。
私自身もまだまだ修行が至らないと思いますし、一生が修行の連続と覚悟しています。
私の様に特別な行をしていく者もいるでしょうが、人はそれぞれが持つ「仕事」を通じて奉仕をしていくのです。
それが人生の修行です。
「仕」も「事」も共に「つかえる」と読みます。
誰に「つかえる」のでしょうか?
それはお客様であり、上司であったりすることでしょう。
でも、それだけではなく「つかえる」には「神に奉仕する」という意味があります。
自分の受け持つ仕事に専念することが神に奉仕することになるという意識を持つのが大事なのです。
またご一緒に頑張っていきましょう。
尚、3月のサットサンガは19日(土)19時からとなります。
説法のテーマは後日発表致します。
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