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お金は感謝の気持ちの表れである~現金払いの効用~



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皆さん、こんにちは。

今日は、お金についてお話しします。
お金でも特にその使い方・払い方についてです。

お金、特に紙幣は紙切れですからそれ自体の原価は紙の原材料費と印刷代相当しかかかっていません。
しかし、それに信用という付加価値がついて、価値の高い物になり、サービスや物の対価として交換される訳です。
得難いもの、価値があるもの程、高い値段がつき、お金を積まないと手に入らないのが現代の資本主義社会であります。

遥かに意識レベルの進んだ社会では、その様な物は不要になってくると思いますが、現段階の地球では致し方ありません。



今日、ここでお話しすることは、お金そのものの信用価値だけではなく、お金には払う人の感謝の気持ちが乗るということです。

お金を払う時、特に意識しないで金額相当のお金を払っている人が多いと思います。
しかし、何か特別に得難いものを獲得できた時、感動的なサービスを受けた時、人は「ありがとう」という感謝の気持ちが湧くものです。

「こんな素晴らしい物があったのか」

とか

「ここまでしてくれるサービスは本当に素晴らしい、神対応だ!」

とか、思う訳です。

そういう時には、「ありがとう」と心を込めてお金をお支払いします。


お金の授受には、その様な気持ちの橋渡し的な役割もあるのです。
受け取る側も無意識でその様な気持ちを受け止めていると思います。


当院を利用されているお客様でも、いつも新札でまったく使用感のない綺麗な紙幣でお支払いをしてくださる方が数名いらっしゃいますが、その様な方からは格別にその様な思いを受け取ります。
また、その様な所作が自然にできている人は、折り目正しく心も綺麗な方と思います。



その一方で、カード決済というのは、どうも気持ちが伝わらないものと考えています。
「じゃ、カードで」と、支払いすればスマートな印象はありますけどね。
確かに、10,000円を支払うなら、支払う側は同じ10,000円というお金(の情報)が出ていくことに変わりはありません。(受け取る側は決済手数料分少なくなってしまいますが。)

対面で物やサービスの提供者にきちんと感謝をしたいという場合は、カード決済をするよりも、現金払いでその人にお礼をした方が思いは伝わるというものです。

例えば、美容室で「こんなにも綺麗なヘアスタイルにしてくれた!」と嬉しくなって心がウキウキしたケースで、会計をする際にカードを読み取らせて払う方法と、現金で手渡しするのとでは後者の方がより気持ちが伝わる気がしないでしょうか?

寺社などでの寄付の場合、祈祷やお祓い、祝詞のお礼として初穂料(ラブドネーション)を払います。
これには、特に金額の定めはなく、その人の「お気持ち」ということになります。
感謝の気持ちを込めて、神社の社務所などで初穂料をお渡ししますが、これがもしクレジットカード決済となればと趣も失せて、伝わる思いも半減してしまうのではないでしょうか。


この様な事を日頃考えており、私の場合は特に感謝の気持ちを表現したい場合は、カード決済をせず、「ありがとう」という気持ちを込めて現金で手渡ししている次第です。
これから先は益々電子マネーが主流となり、紙幣・貨幣の流通は少なくなっていくのでしょうね。




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2017_01_19

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プロフィール

水野博友

Author:水野博友
気功家・ヒーラー・瞑想家
気功で人の病気や苦しみを癒すヒーラー

愛知県出身、早稲田大学商学部卒。
埼玉県さいたま市浦和区で気功治療院「水野気功療法院」を開業、肉体の病~精神の病まで日夜 気功の施術を行っている。遠隔気功の実績も豊富。
満月時は日本の山に籠り密教修行を行う、また2011年より定期的にインド・ヒマラヤ、インドネシアに渡り様々な聖者の指導を受けて霊性修行に励んでいる。

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