神の言葉2 ~夫婦・家族について~
category: 魂に響く言葉

リクルートの結婚情報誌「ゼクシィ」であります。
1993年の創刊から数年は「XY」というタイトルだったそうです。
これは男性(XX)と女性(XY)の性染色体に由来するのだそうです。(なるほどねえ・・・まぁ、結婚ですから)
小生も独身時代に「ゼクシィ」にはお世話になりました。
結婚が近くなりその頃毎月の様に購入していた記憶がありますが、どの号も内容はなんか似たり寄ったりだったという印象があります。
今は内容がどうなっているか知りません。(逆に知っていたらおかしいです。)
今やゼクシィは20の地域版と海外版(例えば北京版)まであり、更に2014年12月には総合婚活サービス「ゼクシィ縁結び」、その前段階の「ゼクシィ恋結び」をスタートさせ益々発展している様です。
さて、ゼクシィに象徴される様に結婚というのは若者にとって幸せのゴールに様に捉えられています。
ウェデングドレスを着ている時が最も綺麗で幸せな時であると、そして幸せなパートナーとのラブラブな新婚生活が始まると・・・特に花嫁は信じています。
新婚当初は確かにそうかもしれませんが、結婚生活というものは多くの人にとって我を出し合ってメグリ(カルマ)を落していく日常生活の中の修行であります。
人それぞれ程度は異なりますが、そういつまでも新婚当初のラブラブ気分が続くものではなく、こんなはずではなかったと後悔をしたという人も少なくはないことでしょう。
結婚というのは、お互いが好きになって結びつくだけのことではなく霊能のある人によれば背後霊のレベルでも色々と動いていてお互いが結ばれるように支援しているとのことです。
それだけの深い見えない結びつきがあってこそ、本来の自分をパートナーを通して自分の我を表面化することができ、それを自覚し、苦悩しながら成長していくのです。
深い結びつきが根底になければ簡単に夫婦関係は壊れてしまうことでしょう。
仕事仲間や友達との関係性の中では看過することができたものも、夫婦で共同生活をしていればそれをそのままやりすごすことは難しく、そこで価値観の衝突が起こります。
人によっては口論・喧嘩になり、それが度々起こる様になると新婚当初の関係とはいつしかまったく別物になったとある時気付きます。
その時々で感じる色々なネガティブな感情はその人の持つメグリ(カルマ)であり、たくさん衝突をし続けてそれを削ぎ落していくのです。
これは一つの魂の浄化といえるものです。
基本的に結婚生活が苦しいというのはこのような理由のためです。
(メグリ〔カルマ〕の少ない人、他の方面〔仕事など〕でメグリを落している人は結婚生活が苦しくありません。)
だからゼクシィは結婚が幸せのゴールであるという様に謳っていますが、若者には実はこれから過酷な修行が始まるのだよと教えてあげたい気持ちです。

当店発行「結婚生活は苦っしいぜぇ~」創刊号
創刊号表紙は、スギちゃん!!
「くっしいゼェ」「くっしいゼェ」「くっしいゼェ」・・・と超高速で10回繰り返し唱えて下さい。
すると、あれっあれ~!? どこかで聞いた雑誌になったぞ~。
私の修行仲間を見ても、実に離婚経験者やシングルばかりでなかなか結婚生活がうまくいっている人を見ることはありません。
霊性修行をすると意識が変わってきます。
意識が変わるということは物事の捉え方、感じ方、それに伴う行動などが変わるのであり、それまでパートナーと同じ様に物事を捉え感じたりしていたものが段々と乖離してかみ合わなくなります。
例えば女性の霊性修行者に多いのは、自分は見えない存在・力、または神の存在をあるものと考えているのに、ご主人はまったく理解していないというパターンです。
それだけの違いでも、一緒に生活していると何かかみ合っていないなと感じることが多くなり、やがては離婚をして新しい人生を始める様になります。
結婚生活を改善するためには相手が変わらなければと思うところですが、自分が変わることでパートナーの意識も変わってくることもあります。
自分自身のメグリ(カルマ)がなくなってくると、夫婦関係も段々と対立することが少なくなり魂が一体化した良い関係に変わってきます。
それがある意味結婚生活のゴールであり、それまではメグリ(カルマ)が続き大変なのだと思います。
さて、私は度々「日月神示」から引用をしますが、今回も夫婦・家族について神がどのように啓示をしているか紹介していきます。
※「日月神示」は昭和初期に岡本天明氏に降りた神からの啓示です。この世界を創ったウシトラノコンジンからの直接の天啓と言われています。詳しくはこちらをご覧下さい。

出足の港は夫婦の道からぢゃと申してあろう。真理と申してあろう。これが乱れると世が乱れるぞ。神界の乱れイロからぢゃと申してあろう。男女の道 正されん限り、世界はちっともよくはならんぞ。 (春の巻 第二十五帖)
妻にまかせきった夫、夫にまかせきった妻の姿となれよ。信仰の真の道ひらけるぞ。一皮むけるぞ。岩戸ひらけるぞ。富士(夫婦)晴れるぞ。 (黄金の巻 第九十九帖)
夫婦はお互いに信頼しきるのが真の姿ということです。相手の行動を細かく詮索したり、また相手を自分の思うように束縛するのはまだ真の姿とはほど遠い状態と言えます。
家の治まらんのは女が出るからぞ。夫立てると果報は女に来るぞ。 (黄金の巻 第七十二帖)
現代では、女性から文句も出そうなところですが、これは神が言っていることですので謙虚に聞く姿勢が必要です。
むやみに腹が立ったり、悲しくなったり、悔しくなったりするのは、まだめぐりあるからぢゃ。めぐりの霊界との因縁が切れて居らぬからぢゃ。愛は養はねばならん。夫婦はいのちがけで、お互にきづき合はねばならんぞ。夫婦愛はあるのではない。築き上げねばならんぞ。生み出すのぢゃ。つくり出すのぢゃ。そこに尊さあるぞ。喜びあるぞ。 (春の巻 第二十六帖)
「夫婦はいのちがけで、お互にきづき合はねばならんぞ。夫婦愛はあるのではない。築き上げねばならんぞ。生み出すのぢゃ。つくり出すのぢゃ。そこに尊さあるぞ。喜びあるぞ。」・・・ここが魂に特に響くところです。
夫婦けんかするでない。夫のみいかんのでない。妻のみ悪いのでないぞ。お互に己の姿を出し合ってゐるのぞ。よく会得せよ。 (月光の巻 第九帖)
親子、夫婦、兄弟姉妹と生まれても逆縁あるぞ。カタキ同志結ばれることあるぞ。それは神の大き恵みぞ。それに打ち克って、新しき生命生み出してつかえまつれ。(春の巻 第二十八帖)
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