都会の夜に出没するもの
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まるちゃんの緑のたぬきです。
「あ~かいきつねと、みどりのたぬき」で御馴染みのCMで、武田鉄也さんが出ています。
何と武田鉄也さんは1978年からずっとこの商品のCMに出演し続けています。
緑のたぬきは全国一律であると思っている人が多いでしょうが、実は北海道版、東向け、関西版、西向けと地域によって4種類の生産されているのです。
さて、3月14日(土)の夜は私が主宰するヒーラーサットサンガが開催されました。
サットサンガとは聖なる集いという意味で、当店では私がスピリチュアル・ヒーラー養成塾でヒーリングを教えた受講生を対象に瞑想とヒーリング実習を月1回行っています。

サットサンガは7時から始まり大体9時半から10時の間に終了しますが、私は後片付けや自己浄化をして店を出ると夜中の12時位になります。
店を出ると浦和駅前でも歩いている人の数は少なく、我ながら土曜日の深夜までよく働くものだと思ったりもします。
私は自宅と店を自転車で通勤しています。
自宅はさいたま市から自転車で30分程南に行った戸田の辺りで、緑も少ない東京北区に隣接する住宅地です。
暑い日も寒い日も、雨の日も風の日もいつも自転車で通っており、これが自分にはよい運動になると考え、疲れている時も自転車のペダルを一生懸命漕いでいます。
たまには軽自動車の一台でもあったらと思わない時もなきにしもあらずですが、かなり寒い日でも店に着く頃には軽く汗をかき身体も熱くなっているので、これが健康に大きく寄与しているのだと思い軽自動車への思いを打ち消していたりします。
自転車で深夜走っていると思わぬものに遭遇したりします。
これまで10回近く遭遇したのが、写真にありますたぬきです。
たぬきと出会う時は決まって12時過ぎであり、バッタリ出会うとお互いにびっくりして見つめ合って固まります。
そして私は写真を撮ろうと急いでiphoneをゴソゴソと取り出そうとするのですが、いつもその間に消えてしまい悔しい思いをします。
下の画像は違うところから拝借したたぬきの画像で私が撮影したものではありません。

http://photo1.ganref.jp/photo/0/575e2a8958ac3001d685ece62a3aeabe/thumb5.jpg
こんな都会の住宅地にまだたぬきが生息しているのは本当に驚きです。
しかし、私の家族やご近所の知り合いも誰も見たことがなく、私が「たぬきがまだ生息しているのだ」と話をしても「へ~」という感じになってしまいます。
しかしようやく最近私の他に子供の友人の一人でたぬきを見たことがあるという人が出てきました。
15年位前にお会いした高田馬場の食堂のおばちゃんは戸田市の生まれ育ちで「昔は戸田は田んぼばっかりでたぬきがいたのよ。」と話していたのを思い出しました。
きっとその生き残りなのかもしれません。
私は正確に数えてはいませんがかれこれ10回位お目にかかっているものと思います。
深夜にたぬきが単独で住宅地をお散歩していたり、ペアでお散歩していたりします。
何で私はたぬきさんとよく会うのか不思議ですが、いつか写真に収めたいと思っています。
深夜に自転車で走っている時、これまでに下記の様な珍しい動物と遭遇したことがあります。
ハクビシン

http://www.city.mitaka.tokyo.jp/c_service/011/011198.html
イタチ

http://towadashiragami.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-20c9.html
都会の街の中でも人間が眠っている時には、こうして目立たず動物達の生き残りが活動しています。
その数も減る一方でもう風前の灯でしょう。
あと10年もすれば見ることはないのかもしれません。
※以前コラムで「秩父山中にニホンオオカミはいる!?」という記事を書きました。もし良かったらご覧下さい。
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