9月サットサンガの説法(「心が壊れる時」)のご感想

皆さん、こんにちは。
9月のサットサンガは、「心が壊れる時」と題し、心と精神の病についてお話ししました。
参加者の一人からご感想を寄せて頂きましたので、ご覧ください。
本日もためになる説法をありがとうございました。
あいにく体調は万全ではありませんでしたが、やはり今回もお話を伺う事ができて良かったと思います。
私がそもそも気功の世界に興味を持ったのは自身が10年前にパニック症候群を発症したことでした。
それまで私はITの現場で同僚が何人もうつ病などで休職状態になるのを見てきたのですが
その後順調に回復した人は皆無でした。そのため前々から精神病については病院で処方された薬を飲んで本当に治るのだろうかという疑問を持っていました。
(IT職はどちらかというとストレスが多い現場であるせいかそのような状態になる方は比較的多いようです。)
その後代換策をいろいろ探した結果、とある気功の先生のパワーグッズに出会いそれを常時身に着けることで症状は一気に落ち着きました。
以来全く発症はしていません。おそらく薬ではこうはならなかったものと思いますし今も同じ症状に苦しんでいたかもしれません。
今日のお話でやはりあの時薬に頼らなかった自分の判断は正しかったのだと確認することができました。
ただ私のような人間はごく少数だと思いますし、世間の常識を無視してでも何が正しいやり事なのかを
自己判断しなければ本当に正しい治療法にたどり着けないというのはやはり残念でならないです。
精神病に悩む多くの人にとって、早く西洋医学だけに捕らわれず正しい治療法を選択できる日が来ればと思います。
私が赤字でマークした部分は、特に強調したいところです。
心や精神の病に薬はどこまで有効なのか、はなはだ疑問です。
特に向精神薬は問題が多いという話もよく聞きますので、注意が必要です。
(ここでは詳しく書きませんのでご関心がある方はご自身で調べてください。)
薬の弊害を私が直接お客様に訴えることができれば良いのですが、立場的に「お薬を飲まない様に」とは言えないのがもどかしいところです。
また、日本では診断基準すら曖昧で、医師によって診断が異なることも珍しくありません。
そしてその結果、日本では約30万人(世界一!!)の精神病棟の入院患者がいるのです。
「病気なんだから仕方ないだろう、入院してたくさん薬を飲んで早く良くなればいいじゃないか」というのが、一般人の考えに近いかもしれません。
私は説法の最後に、日本の精神医療のアンチテーゼとしてイタリアの精神医療についてお話ししました。
イタリアは20世紀末までに保健省管轄のすべての精神病棟を閉鎖し、地域精神医療センターを作りました。
ですから、日本の入院患者30万人が致し方のないことなのかというと、必ずしもそうではないのです。
そして、イタリアでは心や精神の病人を「人間関係・失職・貧困といった人生の問題に苦悩する人」(≠病気)と捉え、日本の様に閉鎖病棟に無理やり隔離するのではなく、社会が責任を持って温かくケアしているのです。
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