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2018年GW インド・ヒマラヤ修行記② シルディテンプル参拝


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(宿泊したホテルに掲示されていたもの)



今回の旅は強行軍。

土曜日の朝7時ちょうどに埼玉の自宅を出て、成田空港からムンバイの空港に着いたのが土曜日の夜8時。

 

空港から出るとインド特有の香辛料と腐臭が混ざった様な熱気がモワ~と押し寄せてきました。

それでようやくインドの地に来たのだと実感し、気持ちを奮い立たせます。

ムンバイは夏なので、気温は35℃とかなり厳しい暑さ。

日本ほど湿気がないのがまだ救いではありますが、出国前の日本との気温差で順応するのがしんどいところです。

 

ムンバイからシルディ村まではタクシーで移動。

本当はムンバイで1泊して疲れをとってからシルディ村に行きたかったのですが、今回は強行軍なので休みなく移動しました。

やっとのことでホテルに到着したのが日曜日の朝5時(※日本時間)でした。

すなはち約22時間移動し続けたということになります。

まぁ、へとへとですわ。゚(゚´Д`゚)゚。

 

今回は日程が短いので、スケジュールも厳しくなっています。

強行軍だったのも翌日シルディテンプルを詣でるためであります。

 

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シルディ村のラクダ

 

 

 

シルディテンプルは文字通りシルディ・サイババを祀る寺院です。

 

(参考)

➡ シルディ・サイババ 

 

 

シルディ村はかつては片田舎の寒村でありましたが、シルディテンプルができたことでインド中からたくさんの信者が押し寄せることになり、今ではホテルや様々な店舗が立ち並ぶ賑やかな街になっています。

 

私にとってシルディテンプルは2回目の参拝。

しかも今年はシルディ・サイババがこの世を去ってちょうど100年という記念すべき年に当たります。

 

2014年に1回目の参拝をした時は、それをきっかけに自身のエネルギーが大きく変容しました。

また、先の修行記に書いた様に、それまで長く悩まされていた問題(心の苦しみ)が参拝をきっかけに霧消したという奇跡的な恩恵も経験しています。

日々シルディ・サイババに導かれ歩んでいる実感がありますが、このときばかりはその恐ろしいまでの霊験に度肝を抜かれたのでした。

 

(参考)

➡ 2014年11月 インド修行記 ~シルディテンプル編~


 

シルディテンプルの中心地にはシルディ・サイババ像とサマディー(墓)があります。

シルディ・サイババ像の前にある蓋の下にはシルディ・サイババの遺体が眠っています。

そのサマディーから発せられるエネルギーの凄まじさは形容するのが困難な位です。

一体、生前はどれ程のエネルギー(光)を放っていたのでしょうか?

そのサマディーのエネルギーに惹かれ、インドの各地、または日本など遠方の地の信者が遥々参詣するのです。

 

 

シルディ・サイババは生前サマディーを詣でる人に対し次の様な約束をしています。

 

 

【シルディ・サイババ 11の約束】

1.   誰でもあろうとも、シルディの地に足を踏み入れたなら、苦悩は終わるであろう。

2.   私のサマディ(墓)に参拝するならば、たちどころに、悲惨さや惨めさは終わり、有り余るほどの歓喜と幸せに変わるであろう 。

3.   たとえ私の肉体が滅びようとも、私はさらに強烈に信者に働きかけるだろう。

4.   私のサマディー(墓)は、帰依者たちを祝福し、帰依者たちに話しかける。

5.   私はサマディー(墓)でも肉体があったとき以上に活発に元気に働きかける。

6.   私が現世に残したもの(遺骨、杖、サンダル等)はすべて、サマディーからでも語りかけるだろう。

7.   私は永久に生きており、私の許にきて、私に委ね、私に庇護を求める全ての人を助け導くだろう。

8.   もしあなたが、私の方を見るなら、私はあなたを見る。

9.   もしあなたが重荷を投げ捨てるなら、私は必ずそれを持ち去るだろう。

10.  もしあなたが私の助言と助けを求めるなら、それは直ぐになされるだろう。

11.  私の信者の家の中では何一つ不足はない、そして何も求められない。



このシルディ・サイババがした約束の恩恵を受け、それまでの私を悩まし苦しめてきた問題が完全になくなったのです。

この11の約束については1回目の参拝の前から知っていましたが、「そんなことがあるのか」と半信半疑でした。

しかし、実際にこの約束にあることが私の身に起こったのです。

私自身がまさにシルディ・サイババの霊験の生き証人であり、シルディ・サイババには感謝しても感謝しきれないものがあります。

 

 

 

 

シルディテンプルの入場口から、シルディ・サイババ像とサマディーがある場所へは距離があり、延々と並ばなければなりません。

たくさんのインド人にまみれて列に立ち続けるのは体力を消耗する難事ですが、4年前の参拝の際にはシルディテンプルのトップグルジ(最高司祭)とのコネクションがあったため、ヒョイと裏ルートから中心地までワープさせてもらえました。

 

今回も同じ手を使ったのですが、あろうことが現場の係員がわかっておらず、私たち一行は現地人と同様の扱いを受ける羽目になりました。

師匠も「今回は忍耐を試されるなぁ」と苦渋の色を浮かべていました。

 

シルディテンプルは1日約4万人が詣でると言われる、インドでも2番目の参拝者数を誇る寺院です。

日本で言えば伊勢神宮や出雲大社というイメージでしょうか。

しかし、日本の寺社仏閣と異なり、人ごみで雑多な喧騒という雰囲気があります。

私たちはまるで朝の埼京線の様な押し合いへし合いの大混雑の中で長時間過ごさなくてはならなくなったのです。

 

身動きがとれないし、シルディ・サイババ像の近くまで行っても人だらけで見えないし、ホント1回目の参拝とは大違いの扱いでさすがに泣きが入りました。

アラティー(儀式)の様子は直接見えないので、悲しくもモニターテレビで見るしかありませんでした。

 

前回はババ像の前の特等席で長時間お祈りができたのです。

しかし、今回は現地人と同じで、人ごみにもみくちゃにされながら、一瞬シルディ・サイババ像の前を通り過ぎることしかできませんでした。(朝8時の埼京線の車内を想像してください)

 

文字通り本当に一瞬なのです。

立ち止れる時間は10秒もないでしょう。5秒位でしょうか。

それでも、そのために遠方から遥々たくさんの信者が参集しているのです。

 

私は、その一瞬の中で人ごみをかき分けトップグルジとコンタクトを取る事ができ、自分のジャパマーラ(※首にかける数珠。右上の私の画像をご覧ください)を手に持って「グルジーッ、プリーズ!!」と大声で差し出したところ、グルジがそれを笑顔で受け取り、ババのサマディーの上に置いてくれました。

 

何というラッキーなのでしょう!!

 

ババのサマディーのエネルギーが私のジャパマーラに移ってフル充電されたジャパマーラをグルジから受け取り、「大願を果たした!!」と歓喜しながら人ごみに揉まれて出口まで流れて行ったのでした。

 

 

今回は落ち着いてお祈りするどころではありませんでしたが、シルディ・サイババとの関係がより一層強化され、サマディーのエネルギーをいつでも感じられる様になった気がします。

 


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プロフィール

水野博友

Author:水野博友
気功家・ヒーラー・瞑想家
気功で人の病気や苦しみを癒すヒーラー

愛知県出身、早稲田大学商学部卒。
埼玉県さいたま市浦和区で気功治療院「水野気功療法院」を開業、肉体の病~精神の病まで日夜 気功の施術を行っている。遠隔気功の実績も豊富。
満月時は日本の山に籠り密教修行を行う、また2011年より定期的にインド・ヒマラヤ、インドネシアに渡り様々な聖者の指導を受けて霊性修行に励んでいる。

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