2018年12月 ご神木プージャのご報告&修行後記 ~言葉の重要性について~
皆さん、こんにちは。
例年12月の修行と言えば、厳寒の中でやっているのですが、今年はなぜか暖かく先月・先々月の方が寒かった位です。
そんな中、12月22日(土)22時10分~約40分間恒例のご神木プージャを執り行いました。
2018年を締めくくる最後のプージャになります。
今回も多くの方々にご参加いただきありがとうございます。
師匠共々厚くお礼申し上げます。
ご神木プージャに先立ち、師匠の説法がありましたが、今月の説法では「言葉の重要性」について説かれました。
霊性修行者は絶対的プラス思考でなければならないという主旨でした。
これは別に霊性修行者に限った訳ではなく、この世界で自己実現を図るすべての人に共通することです。
デル・カーネギーやナポレオン・ヒルといった古典的自己開発本でも、同じことを謳っていますし、近年の自己啓発本も同様です。
まぁ、言ってみれば色々な人が同じことを、言い方を変えて言っているに過ぎない訳で、良く知られている内容ではあります。
それでもそれを知っている人と知らない人では、自分の思う人生を渡っていける人とそうでない人と分かれる訳です。
では、言葉が重要であるというのは、なぜなのでしょうか?
言葉は、言霊(ことだま)と言われる様に、古来、それに霊魂が宿るものと考えられてきました。
そして、自分が口にする言葉には、それを現実に形成する力があるのです。
だから、どのような内容のことを普段口にしているかによって、その人なりの人生というものができていきます。
特に、その人が口にする言葉が積極的(ポジティブ)なものが多いか、それとも否定的(ネガティブ)なものが多いか、それが重要です。
ネガティブな内容が多ければ薄幸の人生になっていきますし、プラスの内容が多ければ多幸の人生になっていきます。
現代社会でいわゆる成功している人の多くは、このことをよく理解していて日頃から実践しています。
ましてや霊性修行において成功と言われる解脱や悟りというものは、社会での成功よりも遥かに難しいものです。
例えば、資産10億円を持っている人を羨ましいと思うかもしれませんが、そんな人はごまんといます。
しかし、近年で悟りを得た人の名を挙げることは難しいでしょう。
悟りや解脱を必ず実現したいというのであれば、日頃から積極的な言葉を使い、現実にそうなるのだという強い想念(サンカルパ)を持たなければなりません。
ご神木プージャの夜の月光
師匠は、今3000坪の広大な修行場を山中に持ち、ごく一部の弟子達と修行三昧の生活をしています。
その様なことができている人は滅多にいません。
それが簡単にできると思う人もいるかもしれませんが、師匠は短期で実現したのではなく、「30才の頃からそれを思い描いてきたから実現したのだ!」と言われました。
ご自身の想念では50才で実現させるところ、現実には54才で少し遅れたところもあった様ですが、それでも30才の若き頃より折に触れ修行場のイメージを頭に描き、それを紙に書いて設計してきたそうです。
紙に書く(描く)ことは、言葉を口にするのと同じか、それ以上に現実化を促進する力になります。
紙に書いてもいいし、ブログに書くのも良いでしょう。
そのように続けていくと、それが鋳型となり、そうなる様な現実が起こってくる様になります。
これが人生の不思議なところです。
現在の自分を今の様にしているのは、他人のせいでもなく、自分自身に他なりません。
これからの人生を良くしていきたいのであれば、ネガティブなことを口にしないことがとても大事です。
具体的には、愚痴や不平不満を言わない、人の悪口を言わない、やってみる前にできないと軽々しく口にしない・・・などです。
中村天風師(かつて玄洋社の豹と恐れられた)
師匠は、中村天風の「運命を拓く」という書にとても影響を受けたと言っていました。
偶然ですが、私もサラリーマン時代にその本をいつも座右の書としていて、ボロボロになるまで読み込み血肉化し、心を鍛えました。
ボロボロで汚くなりすぎたので、2冊目を購入した位です。
中村天風はヒマラヤで悟りを得た人物ですが、やはり言葉の重要性を訴えています。
下記は私が2009年に書いた記事ですが参考になりますので、リンクを貼りました。
ご神木には多くの方々の願いが書かれています。
また、気功治療の現場でも様々な病気・症状の方がお見えになります。
それぞれの内容を知るにつれ、「こんな願い叶う訳ないよ!」とか「この病気は治らないかもしれない。」、「こんな重い症状の人は無理だ。」とか最初から思うことはありません。
実際に結果がどうなるかはともかく、それが必ずできると強く思っています。
「できない」とか「無理」とか口にして(もしくは心に思って)ご祈願し、神仏が願いを叶えてくれるでしょうか?
ご祈願する時は、「絶対に実現する!!」という鋼の心で神仏に祈り込みます。
祈り込むのは実際大変です。
炎は地獄の業火を思わせる様に熱いし、気力を消耗しますから。
そういうことを毎月プージャで行っています。
そして、やがて時期が来て、神の恩寵が現れてくるのです。
以下の内容は先月の記事とほとんど同じですが、初めての方もいらっしゃいますので再掲します。
最近は、Twitterで正確な開始時間を告知しているため、その時間に合わせて瞑想やお祈りをされている人が増えてきている様です。
22時からの開始に合わせて一緒にお祈りをしてくださった方はおそらくシヴァのマントラ(オーム・ナ・マ・シヴァ・ヤ)を唱えていたことと思います。
そして、気に敏感な方は「凄いエネルギーが来ている!」「プージャが終わった頃、身体が軽くなる!」と嬉しいご感想をメールで寄せてくれる人も少なくありません。
プージャのエネルギーを感じることができたら、プージャに参加している実感がより高まるから喜ばしいことではありますが、感じる感じないは気(エネルギー)への感度の個人差があるため気にする必要はありません。
肝心なのは、プージャに参加し共に神仏にご祈願することで、お悩みの問題となっているカルマ(業/因縁/メグリ)のエネルギーが浄化され、願意到達に着実に近づいているということです。
また、今回も参加者の皆様に師匠より特別のギフトを預かりました。
先月のルドラクシャと同じものになりますので、複数になるという方は身近にいる大切な人にプレゼントしたり、または紐を変えたりして身体の違う部位に漬けてみたりするのも良いでしょう。
4つ貯まった人は、小袋に入れてベッドや布団の四隅に置いてみるのもお勧めです。
4つのルドラクシャに囲まれたエネルギーの結界ができて、睡眠中ネガティブなエネルギーから護られます。(睡眠中はエネルギー的にも無防備になりやすいのです)
高いエネルギーの空間で睡眠をとれますので、疲労の回復が早いと実感しています。
また、溜まったルドラクシャで素敵なブレスレットを作成された方もいました。
ギフトとして預かっているのは、下記のルドラクシャのお守りです。
ストラップタイプとネックレスがあります。
実物は多少デザインが異なる場合があります
ルドラクシャとは、インドの聖者や修行者が首から下げているネックレス(ジャパマーラ)の珠のことで、神の雫(しずく)とも言われます。
私も気功治療の際にいつも首から下げていますから、ご存知の方も多いことでしょう。(右のプロフィールの写真をご覧ください)
ルドラクシャは、菩提樹の木の実で、菩提樹といえば仏陀がその木の下で悟りを啓いたことで有名です。
また、ルドラクシャは、水や水晶と並んで気(エネルギー)を蓄えやすい性質があります。
インドの聖者は、瞑想の際にこのルドラクシャのネックレス(=ジャパマーラ)を指でくくってマントラ(真言)を唱える修行をします。
修行を重ねるにつれ、ジャパマーラにマントラのエネルギーが充填され、ジャパマーラは益々強いエネルギーになっていきます。
そのため、聖者の修行レベルを計るには、その人自身とジャパマーラのエネルギーを見れば容易に判定がつく訳です。
ルドラクシャは、色々と種類があり、ランクもピンからキリまでありますが、その価値を決めるのはそこに入っている気(エネルギー)です。
写真のルドラクシャは、師の庵(修行場)で4・5年もの長期間、気(エネルギー)を入れ込んだ非常に価値の高いものです。
通常は、オレンジ色っぽいのですが、これは年期入っているため黒光りしています。
黒光りしているルドラクシャは珍しく、持っている人は稀です。
また、小さなオレンジ色のルドラクシャはブッダ系の寺に伝わって来た物です。
この中には、
龍のエネルギー(願望成就)
天使のエネルギー(喜びをもたらす)
魔除けのエネルギー
が入っています。
龍のエネルギーを入れるために、ルドラクシャを密教で伝わる「龍のオイル」に漬け込みます。
この「龍のオイル」とは、ある特殊な密教技法によって龍のエネルギーが満ち溢れているオイルのことをいいます。
私が「邪気祓い開運堂」で斡旋している邪気祓いオイルより強力で、一般には斡旋していない修行者専用のオイルです。
その「龍のオイル」のエネルギーが入っているため、ルドラクシャのエネルギーも非常に強力です。
悪霊も容易に近づけません。
気(エネルギー)が感じ取れない人にとっては、只の飾りにしか見えませんが、気(エネルギー)がわかる人が見たらその真価がわかるというものです。
ルドラクシャをお渡しする際にこの「龍のオイル」を拭き取らずそのままお渡ししています。
そのためルドラクシャはオイルがたくさん付いている状態です。
お手数ではありますが、ご自身で「龍のオイル」を布で拭き取ってヒーリングスティックなどの法具や大切なアクセサリーに塗って浄化・パワーアップに活用してみてください。
そして、目に見えない不思議なご縁(神縁)があって手に入ったものですのですので、ルドラクシャをたかが飾りと思わず永く大切にして頂けたら嬉しく思います。
また、このルドラクシャを手に持って瞑想をすればパワー(神気)を頂けます。
また痛みや症状があるところに直接当てても良いでしょう。
その際は、シヴァ神のマントラを唱えてみてください。
シヴァ神のマントラは、
オーム ナ マ シヴァ ヤ
です。
これを幾度も繰り返し心で唱えます。
また、何かお祈りをする時やシヴァ神のご加護を得たい場合は、ルドラクシャを右手に握り「オーム・ナ・マ・シヴァ・ヤ」と唱えてください。
シヴァ神について、詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください。
シヴァリンガム(シヴァ神のご神像)
➡ シヴァ神
今回ご神木プージャをお申込み頂いた方には漏れなく進呈します。
当院に通院中の方・講座受講中の方には直接お渡しし、そうでない方には後日発送させて頂きます。
今回は、師よりギフトがありましたが、次回はあるかどうかはわかりません。
あるかもしれないし、ないかもしれません。
ご神木プージャはギフトがあるかないかの損得勘定でやるものではなく、信仰心の発露によって参加するものですので、お気持ちが高まりましたらどうぞご参加ください。
さて、次回のご神木プージャは、
1月19日(土)の夜(22時頃)
開催します。
自分の願いの成就を後押ししてほしい方は、下記のページ中にある。「ご神木プージャお申込みフォーム」に必要事項を入力し送信してください。
ご神木プージャは1本1000円以上のご喜捨(お布施)で承っています。
たくさんの方のご参加をお待ちしております。
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