令和の時代の幕開けを祝う

皆さん、こんにちは。
今日から令和時代となりました。
新しい時代を迎え、心機一転という感じがあります。
浦和の調(つき)神社も今日は参拝者の長蛇の列で、日本人の信心は素晴らしいと実感しました。
元号が変わるということは、正月を迎える以上の大きな節目になるのだということを、改めて思い知ったところです。
元号には日本の国の在り方・理念が象徴されています。
特に、世界における日本という立場を、二文字の元号で表していて、現実にその様な方向性に向かっている気がします。
具体的に時代をさかのぼってみてみましょう。
明治時代は、「明るくシラス(領らす・知らす=お治めになる)」時代。
明治維新で武家社会が終焉を迎え。開国し西洋文明を採り入れる様になりました。
日本が雄々しい明治天皇を中心に富国強兵を掲げ、力強く世界に発進した時代と言えます。
大正時代は、「大いなる正義」の時代。
日本(大日本帝国)は、第一次世界大戦の後に国際連盟で唯一の有色人種の常任理事国となり、列強の仲間入りを果たし存在感を示しました。
そして、パリ講和会議で人種差別の撤廃を提議します。
それは結果的にアメリカにより否決されてしまいましたが、世界の中で「大いなる正義」を発動した時代と言うことができます。
昭和時代は、「和を昭(あきら)かにする」時代。
大東亜戦争で日本は敗戦しましたが、世界中にあった欧米の植民地支配を駆逐しました。
暴力と収奪による強権支配から、和を以て国を治めることを昭(あきら)かに世界に示し、世界に新しい時代を拓きました。
千年後の歴史教科書では、昭和時代のことを「欧米の長きに渡る植民地支配を終焉させた時代」と表記されることでしょう。
また、平成時代は、「平和に成る」時代です。
この30年間、一度も戦争を経験することなく終えることができました。
これは実にありがたいことで、戦争がない時代というのはありません。
いくつかの震災や経済不況など大変なことはありましたが、それでも戦争がないというのは何にも増して安心なことです。
これは平成天皇の日々の祭祀のお陰であるといえます。
では、令和はどのような時代になるのでしょうか?
令和は、万葉集の一句から採ったというのは周知のところです。
ただ、「令和」という言葉自体は存在せず、和歌の中から「令」と「和」を取り上げて元号にしました。
令には「良い」という意味があり、「和を良くする」(≒和を広げる)という意味に近いのではないでしょうか。
世界にはまだ国家間対立や局地的な紛争が多くありますが、対立紛争を超えて和と結びの世界になっていく・・・この様な理想を掲げています。
日本の世界における役割は益々重要となりそうです。
また、文字の意味からも時代の特徴を探ってみたいと思います。
「令」とは、象形文字の作りを見ると、下記の様になります。
これは、「天から神が降りて、人々がかしづいている」という形です。
また、これは「日月神示」の中矢伸一先生が言っていましたが、「令和」とは、
「令≒霊」
と
「和≒輪」
となり、すなわちこれは「日月神示」でいう「霊(神)=」 と「輪(肉体・人)=
」 になるわけです。
つまり、令和とは、であり、これは神と人が一体となった境地(神人合一)を表しますから、令和とは、神人合一や霊性進化の時代、または神が表に出る時代と読むことができるのです。
もちろん、元号を考案した人(内密にしていたけれどオープンにされたみたいです)は、もちろんこの様な意味まで考えていた訳ではないでしょうが、この様な動きを背後で動かしたのは、一つの神仕組と言って良いのではないでしょうか。
神が表に出る時代、または神の力が現れる時代・・・というとHAPPY!な時代という様な気もします。
私のブログをご覧になる方々は、見えない力とか神・信仰についてさほど抵抗がないものと思いますが、日本人全体で見れば信仰を持って生きている人がまだまだ一部に過ぎませんし、気(エネルギー)の実在を理解できない人もいます。
また、今の日本人は大東亜戦争の敗戦後に、アメリカによって日本魂(やまとだましい)が骨抜きになりましたから、アイデンティティを喪失していると見て取れます。
そのような多くの日本人が神を知るきっかけになるというのは、大々的な布教活動では土台無理な話で、おそらく巨大な天変地異、それに伴う経済崩壊になる可能性があります。
日本人は追い詰められないと自力では変われませんから、痛みを知って悟るしかないのかもしれません。
大局的には、これからの時代は世界の中心としての役割を日本が果たすという流れになる様ですが、抵抗勢力の力も大きく、そこまでの過程では大峠という激動の時期があると考えるのが妥当かもしれません。
国家、社会という大きな枠組みでも激震があるのでしょうが、個人レベルでもやはり相当しんどい思いをするのだと思います。
私もこれまでの霊性修行の歩みの中で、神仏がホレホレといとも簡単に与え導いてくれた訳ではなく、相当に苦労し苦しんで、もうダメ・・・というところでようやく奇跡というかどんでん返しがあって助けられたという神力発現のパターンを幾度も経験していますから、国や地球レベルでもその様なパターンになる可能性はあります。
大きな流れの中では楽観できますが、局地的なところではしんどい思いがあるのでしょうか。
もう一つ令和時代の特徴としては、日本人の霊的進化が促進されることでしょう。
私の周りでも、この人が!という人がスピリチュアルな道を歩み始めています。
令和の時代は、覚醒の時代と言えそうです。
上皇陛下は、とりわけ平和を希求する思いが強かった様に思いますし、その思いが日々の祈りとなり平和な日本を実現できたのだと思います。
日本と世界が平和で愛に満ちた世となります様に・・・
令和の時代も平和が続いてほしいと私も祈っています。
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