2019年6月 ご神木プージャのご報告 ~1本のご神木の重み~

皆さん、こんにちは。
6月の山の行場は大雨が続いていました。
道場や瞑想用の地下室は師匠が自力で建てたものですので(一部大工も入っています)、建売住宅の様に隙間がない家屋ではありません。
大雨になると、どこからともなく雨しずくがポタポタ落ちて、バケツが所々に置かれ雨受けに活躍します。
そして、師匠と「また雨漏りの修理をせないかんなぁ」という会話になるのです。
さて、6月15日(土)22時~約40分間恒例のご神木プージャを執り行いました。
今回も多くの方々にご参加いただきました。ありがとうございます。
師匠共々厚くお礼申し上げます。
最近の私は、喜んで良いのか悪いのか、以前より気(エネルギー)に非常に敏感になっています。
メールやLINEでお客様と通信するだけでも、相手の状況が伝わって来て、不用意にしていると「しまった!」ということになります。
邪気を認識できるということは、その人の状態を認識できますから便利な面もありますが、しっかり防御しておかないと不要なエネルギーの影響を受けて疲弊してしまいます。
メールですらそうなので、参加者とつながっているご神木は私にとって大変荷が重いものとなります。
特に因縁と思われる邪気は、私の腹の奥に入って来る感じがあり、腸がよじれる様な大変苦しい感じを受けます。
それが因縁の重さであり、代々引き継がれる目には見えないエネルギー的負債なのでしょう。
ご神木プージャというと、何かただ祈りながら焚き火をしている位にしか思われないかもしれませんが、そうではありません。
特にその何とも言えない不快な重苦しさは、プージャの時間が近づくにつれ強くなります。
そうなると、何か立っていられないというか、青ざめて息も絶え絶えの状態になってしまいます。
周囲にはそうは悟られたくないので、つとめて平静を装っていますが、しんどくて仕方がない感じです。
ご神木に願いを書く・・・「スケートのチケットが当たる様に」とか、「カワイ子ちゃん(死語か(笑))とよい仲になれます様に」とか、その様なものにはこの様な重苦しい邪気はないのですが、病気や生活上の諸問題を解決してほしいという切実なものには、様々な邪気が感じられ、私などは特にそれを被ることになります。
だから、ご神木プージャというのは決して気休めではないのです。
ご神木プージャは、ご神木を通してつながった参加者の邪気を浄化しますという密教の儀式です。
寺社でおみくじを引いたり、絵馬に願いを書いたりするのとは事の重さが違うのです。
プリースト(司祭)の師匠が、1本1本祈りながらご神木を炎に投げ込んでいくと、それまで割と静かだったのに、あたかもご神木が苦しんでいるかの如く「バキッ!バキッ!」と轟音が響きます。
今回なんかは、ある1本が呼吸をしているかの様に、炎の中で反ったり戻ったりし、その周囲のご神木も巻き込んで、呼吸をしている人間の胸を見ているかの様でゾッとした時もありました。
こうしてあらゆる邪気・因縁は、プージャの業火の中では燃焼され尽くすのでしょう。
私の重苦しかった身体は、プージャが進行するにつれて軽くなっていき、終了の時にはほとんど普通の状態になります。
今回も終わってから、「あんなにしんどかったのになぁ」と一人空を見つめ胸を撫で降ろしました。
それは、ご神木を通して皆さまの邪気の一部が浄化された瞬間だと確信しています。
実際にこの様にエネルギーが動いていますから、遠方であっても現実の諸問題や症状に変化が現れるのでしょう。
今回のプージャも大変で疲れました。
でも、それが行者としての私の役目なのでしょう。
しっかり休養をとって、体力を養い、次回に備えていきたいと思います。
ご神木プージャは、私の師匠のT仙人を中心に、繋がりの濃い弟子達によって真摯(しんし)に執り行われています。
皆様の願いが速やかに神仏に届けられ、一日も早く神の恩寵(おんちょう)が現れることを心よりお祈りしております。
以下の内容は先月の記事とほとんど同じですが、初めての方もいらっしゃいますので再掲します。
最近は、Twitterで正確な開始時間を告知しているため、その時間に合わせて瞑想やお祈りをされている人が増えてきている様です。
22時からの開始に合わせて一緒にお祈りをしてくださった方はおそらくシヴァのマントラ(オーム・ナ・マ・シヴァ・ヤ)を唱えていたことと思います。
そして、気に敏感な方は「凄いエネルギーが来ている!」「プージャが終わった頃、身体が軽くなる!」と嬉しいご感想をメールで寄せてくれる人も少なくありません。
プージャのエネルギーを感じることができたら、プージャに参加している実感がより高まるから喜ばしいことではありますが、感じる感じないは気(エネルギー)への感度の個人差があるため気にする必要はありません。
肝心なのは、プージャに参加し共に神仏にご祈願することで、お悩みの問題となっているカルマ(業/因縁/メグリ)のエネルギーが浄化され、願意到達に着実に近づいているということです。
また、今回も参加者の皆様に師匠より特別のギフトを預かりました。
先月のルドラクシャと同じものになりますので、複数になるという方は身近にいる大切な人にプレゼントしたり、または紐を変えたりして身体の違う部位に漬けてみたりするのも良いでしょう。
4つ貯まった人は、小袋に入れてベッドや布団の四隅に置いてみるのもお勧めです。
4つのルドラクシャに囲まれたエネルギーの結界ができて、睡眠中ネガティブなエネルギーから護られます。(睡眠中はエネルギー的にも無防備になりやすいのです)
高いエネルギーの空間で睡眠をとれますので、疲労の回復が早いと実感しています。
また、溜まったルドラクシャで素敵なブレスレットを作成された方もいました。
ギフトとして預かっているのは、下記のルドラクシャのお守りです。
ストラップタイプとネックレスがあります。
実物は多少デザインが異なる場合があります
ルドラクシャとは、インドの聖者や修行者が首から下げているネックレス(ジャパマーラ)の珠のことで、神の雫(しずく)とも言われます。
私も気功治療の際にいつも首から下げていますから、ご存知の方も多いことでしょう。(右のプロフィールの写真をご覧ください)
ルドラクシャは、菩提樹の木の実で、菩提樹といえば仏陀がその木の下で悟りを啓いたことで有名です。
また、ルドラクシャは、水や水晶と並んで気(エネルギー)を蓄えやすい性質があります。
インドの聖者は、瞑想の際にこのルドラクシャのネックレス(=ジャパマーラ)を指でくくってマントラ(真言)を唱える修行をします。
修行を重ねるにつれ、ジャパマーラにマントラのエネルギーが充填され、ジャパマーラは益々強いエネルギーになっていきます。
そのため、聖者の修行レベルを計るには、その人自身とジャパマーラのエネルギーを見れば容易に判定がつく訳です。
ルドラクシャは、色々と種類があり、ランクもピンからキリまでありますが、その価値を決めるのはそこに入っている気(エネルギー)です。
写真のルドラクシャは、師の庵(修行場)で4・5年もの長期間、気(エネルギー)を入れ込んだ非常に価値の高いものです。
通常は、オレンジ色っぽいのですが、これは年期入っているため黒光りしています。
黒光りしているルドラクシャは珍しく、持っている人は稀です。
また、小さなオレンジ色のルドラクシャはブッダ系の寺に伝わって来た物です。
この中には、
龍のエネルギー(願望成就)
天使のエネルギー(喜びをもたらす)
魔除けのエネルギー
が入っています。
龍のエネルギーを入れるために、ルドラクシャを密教で伝わる「龍のオイル」に漬け込みます。
この「龍のオイル」とは、ある特殊な密教技法によって龍のエネルギーが満ち溢れているオイルのことをいいます。
私が「邪気祓い開運堂」で斡旋している邪気祓いオイルより強力で、一般には斡旋していない修行者専用のオイルです。
その「龍のオイル」のエネルギーが入っているため、ルドラクシャのエネルギーも非常に強力です。
悪霊も容易に近づけません。
気(エネルギー)が感じ取れない人にとっては、只の飾りにしか見えませんが、気(エネルギー)がわかる人が見たらその真価がわかるというものです。
ルドラクシャをお渡しする際にこの「龍のオイル」を拭き取らずそのままお渡ししています。
そのためルドラクシャはオイルがたくさん付いている状態です。
お手数ではありますが、ご自身で「龍のオイル」を布で拭き取ってヒーリングスティックなどの法具や大切なアクセサリーに塗って浄化・パワーアップに活用してみてください。
そして、目に見えない不思議なご縁(神縁)があって手に入ったものですのですので、ルドラクシャをたかが飾りと思わず永く大切にして頂けたら嬉しく思います。
また、このルドラクシャを手に持って瞑想をすればパワー(神気)を頂けます。
また痛みや症状があるところに直接当てても良いでしょう。
その際は、シヴァ神のマントラを唱えてみてください。
シヴァ神のマントラは、
オーム ナ マ シヴァ ヤ
です。
これを幾度も繰り返し心で唱えます。
また、何かお祈りをする時やシヴァ神のご加護を得たい場合は、ルドラクシャを右手に握り「オーム・ナ・マ・シヴァ・ヤ」と唱えてください。
シヴァ神について、詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください。
シヴァリンガム(シヴァ神のご神像)
➡ シヴァ神
今回ご神木プージャをお申込み頂いた方には漏れなく進呈します。
当院に通院中の方・講座受講中の方には直接お渡しし、そうでない方には後日発送させて頂きます。
もし、前回のプージャのギフトが届いていない場合はご連絡ください。
今回は、師よりギフトがありましたが、次回はあるかどうかはわかりません。
あるかもしれないし、ないかもしれません。
ご神木プージャはギフトがあるかないかの損得勘定でやるものではなく、信仰心の発露によって参加するものですので、お気持ちが高まりましたらどうぞご参加ください。
さて、次回のご神木プージャは、
7月13日(土)の夜(22時頃)
開催します。
自分の願いの成就を後押ししてほしい方は、下記のページ中にある。「ご神木プージャお申込みフォーム」に必要事項を入力し送信してください。
ご神木プージャは1本1000円以上のご喜捨(お布施)で承っています。
たくさんの方のご参加をお待ちしております。
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