2019年を振り返って
category: オフタイム・気楽に読む記事

こんにちは。
今年は30日が仕事納めでした。
今日31日は店に出て、一年の穢れを落とすための浄化(掃除)をして過ごしました。
今年も一年よく働きました。
こうして無事に大晦日を迎えられて、静かに感謝の思いが湧いてきます。
自分自身の力だけで、ここまで来られたのではありません。
実に多くの人の力に支えられて、助けられて、ここまでやって来られました。
とてもありがたいことです。
年々、この仕事(気功治療)をやっていくのが大変になっています。
お客様の邪気が自身の身体に与えるダメージが大きくて、その浄化や回復に時間がかかります。
帰宅はいつも大体24時を回ります。
今の気力・体力がいつまでも続くとは限りません。
今月に入り、とうとう家族に、「この仕事はそう長く続けられないかもしれない」と話をしました。
施術にたいへんな労力を使い、しかもお客様からダメージを受けてしまうケースが少なくありません。
「うわっ、マズイわ、こりゃ・・・」と自身のダメージに青ざめることも度々あります。
私はできるだけお客様の前ではそれを出さない様にしていますから、多分気付いていないでしょう。
今年もあるお客様から施術の依頼があり、「これを受諾したら大変なダメージがあるだろう」と予測できるものでした。
一晩悩み考えて、翌朝「やります」とお返事しました。
その様なケースも経験し、何とか今という時を五体満足でいられることに安堵を覚えます。
他人が思うより、結構大変な仕事です。
今日は、店内に祀ってある様々な神像・仏像を磨いていました。
主祭神のシルディ・サイババ像は大理石でできています。
これを磨いていた時に、ババ像に邪気が及んでいるのに気付きました。
「うわっ、これは!!」
それは私がダメージを負った部分でした。
私のダメージを肩代わりしてくれているのがすぐにわかりましたので、本当に申し訳なく、ありがたさで心が一杯になりました。
周りの人達だけが自分を支えてくれているのではなく、ご神仏からもご加護いただけて、今があります。
皆さまが今心身健全でいられるのは、やはりたくさんの人や見えない力に支えられているからだと言えます。
少し身体のことを考えてみましょう。
身体の機能は頭部の中心から身体に伸びる自律神経によって動いています。
自律という言葉から分かる様に、これは自分で意識して行っているものではなく、潜在意識の見えない力によって動かされています。
例えば、心臓を動かそうと思って動かしていないでしょう。
また、肝臓を動かしてやろうと思って動かしていないでしょう。
「今日はお酒をたくさん呑んだから、肝臓をたくさん動かすぞ!」と思う人はいないはずです。
いい気分になるために酒から取り入れたアルコールという毒素を、肝臓は何も言わずに解毒してくれています。
こうした身体の機能は、「自律」・・・自然な働きによって勝手に動いています。
それって、ありがたいと思いませんか?
だから、こうして無事にいられること自体が奇跡であるのです。
そして、いつかやがて身体の機能にほころびが生じ、どこかの臓器などで故障が起きます。
自分で意識して動かしていない以上、壊れた理由も自分ではわからないのです。
でも、いつか必ず起きるものです。
心配はしなくてもいいのですが、覚悟は持っておかなければなりません。
一日の終わり、または一年の終わりなど、こうした節目節目にたくさんのありがたいことに感謝をして、新しい時を迎えていきたいものです。
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