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新型コロナウイルスにどう対峙するか? ~避けるべきか?取り込むべきか?~


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これまで見て来た様に、私たちヒトは微生物の総体であり、ウイルスのDNAを取り込んで進化をしてきました。



それは、私たちが日常使う言葉の中にも表れています。

例えば、日本語では「風邪をひく」といいます。
英語では、「catch a cold」(風邪を掴む、つかまえる)といいます。

どちらの表現も、能動的に風邪になるという意味になっています。
受動的な姿勢であれば、「風邪に憑かれた」「風邪に入られた」という様な受動的な言葉になっているはずです。

これから分かる様に、ヒトは能動的に風邪状態になるのです。
能動的に、自らの選択で、細菌やウイルスを取り込んでいるのです。


「そんなバカな!だって私は風邪になりたいと思ったことはないです。」

と、思う人も少なくないでしょう。


そもそも「私」が選択する、その「私」ということについても話せば長くなりますので詳細は別の機会にしますが、「私」という意識には「山田花子」という様な、名前が付いている個のみならず、もう少し深いレベルの個、共有する意識、集合意識というものがあります。

「私」と考えている部分には、もう少し深い人種や人類の共通意識というものが根っこにあって、それが意思決定や選択に影響を与えています。

名前がついている自分という個体の「私」は、ウイルスに感染したくはないでしょう。
誰だって苦しい思いはしたくないし、下手すれば死んでしまう様な状態になりたくはありません。

しかし、人類の共通意識、種の意識レベルでは、進化向上を志向しています。

「ここはひとつウイルスの力を取り込んででも進化をした方が得策だ」

と、判断している可能性もあります。

この種の意識というものは、多少の損失が生じても、一部が進化を獲得できた方が成功だと考えます。
つまり、たくさんの人がウイルスに感染して死のうが、極一部の人がそのウイルスの力や特質を獲得し進化を達成できれば、そこからまた子孫が増えますので、成功ということになるのです。


歴史上、時々発生するパンデミックは、その意味で人類全体が進化するための試練と言えます。
蔓延するウイルスの特質を獲得できるかという、ヒトにとっては厳しい進化のステージアップの時期なのです。
もう少しわかりやすく言うと、人類全体のバージョンアップ、アセンションということになるでしょう。

スマホやWindowsがバージョンアップする様に、人類もバージョンアップ、アップグレードします。
それはウイルスの力を借りてする共同作業です。
つまり、新型コロナウイルスのパンデミックは、「人類のWindowsアップデート」ということになるのです。


新型コロナウイルスも罹患して自然に経過すればある進化が起こると考えています。
具体的にそれは何なのか・・・その点は18日土曜日のサットサンガ(真理の集い)でまずはお話するつもりです。



今の国のパンデミック対策は、死者数が1人でも少なくなる様に・・・ということを目的に施行されます。
それは社会常識からすれば当然でしょう。
そのため、いかにウイルスに触れないかという点に力を置いて、手を洗いましょうとか、人ごみをさけましょうとか、その様な取り組みをします。

私は個人的にはそれは間違っていると思います。
間違っているというか、意識が低い対応だと思っています。



パンデミックの歴史を振り返ると、エボラウイルスの様な致死率の高いものは封じ込めが可能ですが、感染力が強く致死率が低いものは封じ込めができません。

ほとんどすべての人類が感染し、免疫を獲得できた時に、ウイルスの力が弱まって自然に終息します。

または、ワクチンや特効薬が開発されて、それでウイルスを抑え込んでいくということになります。
しかし、そこで使われる薬は、例えば既存薬の「アビガン」が候補として挙げられますが、それは「劇薬」指定なので、人体への負担(副作用)は付いて回ることになるでしょう。

ウイルスは抑え込むと、弱体化しませんので、脅威は残って継続します。
しかも、ウイルスは常に変異しますので、薬で解決しようとしたらいつまでたってもいたちごっこになります。



ウイルスと人間の本来の関係性という点を踏まえても、ヒトがウイルスに感染することが必要ですし、それが進化につながります。

感染しても発病しない人もたくさんいることでしょう。
それはそれで良いのです。

だから、新型コロナウイルスにどう向き合うかということでいえば、速やかに感染して、軽度に経過する。
これが重要だと思います。
そして、早く免疫を獲得するのです。


今は、いかにウイルスに触れないか、近寄らないかということばかり力を入れていますが、軽度に経過するために、免疫力をいかに高めるかという点に社会は力を入れるべきでしょう。


ウイルスはほとんどの人類が感染すれば、自然に力を失い、ヒトと共生する穏やかなウイルスに変異していきます。
それはウイルスが目的を達成したから当たり前の結末なのです。

「怖い怖い」とマスコミは恐怖をあおり、ウイルスを避けてばかりいては一体いつ終息することになるのかわかりません。

新型コロナウイルスに限らず病気への対応は、その人の思想や人生観が如実に表れるところです。
私の考え方は社会常識と正反対でありますので、「本当はそうじゃないのに・・・」と、私は歯噛みする思いで社会を眺めています。





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プロフィール

水野博友

Author:水野博友
気功家・ヒーラー・瞑想家
気功で人の病気や苦しみを癒すヒーラー

愛知県出身、早稲田大学商学部卒。
埼玉県さいたま市浦和区で気功治療院「水野気功療法院」を開業、肉体の病~精神の病まで日夜 気功の施術を行っている。遠隔気功の実績も豊富。
満月時は日本の山に籠り密教修行を行う、また2011年より定期的にインド・ヒマラヤ、インドネシアに渡り様々な聖者の指導を受けて霊性修行に励んでいる。

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