「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。」(高橋尚子)
category: 魂に響く言葉

こんにちは。
10年前位の過去記事ですが、読み返して今の状況に相応しい良い言葉だと感じましたので、再掲することにしました。
コロナ自体の苦しみではなく、外出自粛という愚策によって、人々のストレスが増大し、経済的な困窮による呻吟(しんぎん)が各所で聞かれるようになってきました。
今の国の施策が間違っていると思いながらも、個人レベルではどうしようもありません。
もう戻れない・・・愚策によって不可逆的な一線を越えてしまったという無念な思いがこみ上げます。
コロナが収束したとしても、人類はその後永い黄昏の時代を歩むことになるでしょう。
外出自粛、ステイホームで身動きの取れない中、只時間を消費していくのか、またはこれから来る大きな変化に備え力を付けていくのか、今後の生き方に大きな差が出て来るのは間違いありません。
日本が誇るマラソンランナー高橋尚子選手の座右の銘。
彼女の人生は華がある反面、大きな苦難の場面も幾つかありました。
2004年アテネオリンピックの代表選考漏れ、同じく2008年北京オリンピックの代表選考漏れという大きな落胆、さらに師である小出監督の下を離れチームQを結成、独立したものが経験する資金難を味わっています。
彼女は本質的に人を勇気づけるために生まれてきた天使的存在だと思います。
走るだけで見る者を勇気づける不思議な力があります。
これは他のランナーにはそうそうないものだと思います。
彼女の走りは見ているだけで神々しく、美しいものがあります。
2005年東京国際女子マラソンで復活の優勝を成し遂げた時の走りをテレビで見て、なぜか感動で滂沱の涙がこぼれたものでした。
それは走りの場面に至るまでの血のにじむような努力・忍耐が彼女の人間を磨き上げ、それが美しいオーラの結晶になり輝きを放っていたからだと思います。
人を勇気づけるお役目の人は人生において大きな苦難を経験する運命にあるようです。
私は彼女には北京オリンピックに出場して金メダルをとってもらいたかったけれど、神様はそれを許さず選考漏れという更なる試練を与えました。
肉体的にも半月板切除の手術を受けるなど消耗・疲労の感は否めないところがありますが、4年後更なる成長を遂げてロンドンオリンピックの舞台で復活してほしいものです。
この高橋尚子選手の座右の銘を病気で人生が停滞していると考えている人、または仕事や事業がうまくゆかず思い悩んでいる人に送ります。
一見、停滞しているように見える時期も後に花を咲かせる時のための貴重な経験をする期間であり、その時期があるからこそ人間は磨かれるのです。
病気というサインからその意味を悟り、病気を克服した暁には霊的に1ランク上のステージで人生の次の幕が開かれます。
- 関連記事
-
- 「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。」(高橋尚子)
- 成功とは・・・
- 神の言葉2 ~夫婦・家族について~
- 神の言葉 ~夫婦・家族について~