2022年 新年のご挨拶
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2022年正月の富士山(十国峠から芦ノ湖~富士山を望む)
新年あけましておめでとうございます。
昨年はご愛顧いただき誠にありがとうございました。
本年も宜しくお願い致します。
唐突ですが、私が今世生きる目的と生きがいについてお話し、新年のご挨拶としたいと思います。
皆様は生きる意味や目的、または生きがいについて問われた場合、即座に回答できますか?
私の場合は、シンプルにそれを答えることができます。
一つには、人の苦しみを楽にしてあげることです。
人の苦しみには、肉体的な苦しみと、精神的な苦しみがあります。
肉体的な苦しみ・・・これは辛いですね。
大病をして、いつまで続くかわからない苦痛に苛(さいな)まれるというのは、この世の地獄の様なものです。
私のところに訪れるお客様は、皆そのような苦痛に耐えて生きていらっしゃいますが、私などは弱虫ですから、ちょっとの痛みがあれば「もう、ダメ」とへこたれてしまうでしょう。
「先生、先生」と呼ばれ、立場が上にあるようですが、私は内心はお客様のことを「すごいな」と感心しているのです。
精神的な苦しみ・・・これもまたなった人にしかわからない非常な苦しみがあります。
人間の心は自然に流されていると、なぜネガティブに引き寄せられてしまうのでしょうか?
そんな流れの中、ポジティブに向かう様、心のかじ取りをしっかりせねばなりません。
私の気功治療院に訪れるお客様は、ほとんどがこうした苦痛・苦悩と闘っている方です。
人間に生まれて来たから、肉体があるから、そのような苦しみが付いてまわります。
そんな苦しみを少しでも緩和させてあげることができれば、そしてそれが癒された喜びを共に分かち合えたら、気功治療家として最も嬉しいことです。
もう一つは、自分に関わる人たちが幸せになってほしいということです。
幸せとは何か?またどうしたら幸せになれるのか?それはまたの機会に詳述しますが、生きていれば苦悩が絶えないこの世界です。
それでも、皆それぞれが「こうした生き方をしたい」「あのようなことを成し遂げたい」という切なる願いがあります。
私は持っている物は少ないですが、自分が持てる力で色々な方々の自己実現をサポートしたい、特に、女性の自己実現のお手伝いができたら・・・とは、いつも思っていることです。
なぜ特に女性かと言えば、この社会は女性の方が制約や足かせが多く、男性よりハンディキャップを負っていて生きていくのが困難であるからです。
私がサポートする一つの形が、毎月のご神木プージャです。
毎月満月に近い土曜日の夜に、九州の山中で執り行っている炎の儀式です。
これも恒例になっていますが、毎月たくさんの方々がご神木に願いを書いて参加してくださいます。
中には、高額なドネーション(お布施)を納めてくださる方もいて、それを預かる立場としては身が引き締まる思いがします。
私などは微力ですが、こうして人々の自己実現のサポートをさせていただく中で、関わる方々が幸せになってもらいたいと思っています。
やがて、私はこの世界を去らなければなりませんが、私が去った後の世界に生きる人たちが笑顔で楽しく幸せに生きて欲しい、地球はそういう星であってほしいと強く思います。
今年2022年は私の中で、アロマ元年と位置付けています。
昨年、弊社の2枚目の看板・屋号として「AromaSalon天香久山」というアロマサロンを開設しました。
「AromaSalon天香久山」は、アロマトリートメントと気功をミックスした「気香アロマ」という技法で、邪気抜きと浄化を行うサロンです。
アロマオイルという、植物の精の結晶は、肉体にも、マインド(心)にも、魂にも働きかけてくれます。
植物という地球上の大先輩が、人間がよりよく生きられる様にサポートしてくれていると思えてなりません。
アロマトリートメントの効果は、これは受けてみたことがない人にはわからないです。
アロマトリートメントを受けた後に、自分自身の中の何かが変わっていることに気付かれると思います。
日常生活では、なかなか自身の成長や変化について感じる機会は少ないものですが、こうした癒しのトリートメントの後には内的な変化を感じることができます。
それは、施術者の力量というより、植物の持つ力の発現であり、ギフトと言えるでしょう。
ご興味のある方は、一度アロマの精の力に身を委ねてみてください。
きっと、日頃意識していない自分の奥底の何かがほどけて、生きるのが少し楽になって来るはずです。
生きていくにあたって、自分は何のためにこの世界に生まれ、何をすべきなのかがはっきりしているかどうかは、人生の濃度に大きく関わることです。
人は誰でも刻一刻と死に向かって近づいています。
怠惰に生きていては、死ぬ間際に「自分の人生って一体何だったのだろう??」と悔やまれることになるでしょう。
近づいて来る死を意識して、生を明るくする、これが幸せの秘訣です。
幸せというのは、死合わせ、つまり死と向き合って生を充実させることなのです。
2022年の1年間、共に生を豊かに濃く歩んでいきましょう。
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