気功家が映画「バケモノの子」を観るとこうなる
category: スピリチュアル・ヒーリング
7月に入り日曜日まで仕事で忙しく、気持ちが一杯一杯になっていました。
私はその様な煮詰まった状態になると、うちの店のすぐ前に見える浦和パルコに映画を見に行きます。
先の日曜日にもクタクタになって、駆け込むように映画館に入りました。
そこで前知識もなくあまり期待はしていませんでしたが、細田守監督の「バケモノの子」を観に行きました。
「バケモノの子」といっても、ホラー映画ではなく、むしろ爽やかなアニメーション映画です。
いや、これは期待値が低かっただけに、「いい映画を観た~」、「面白かった!」という感想でした。
観終わった後スッキリしてとても元気になりました。
充電された!という感じです。
余りストーリーを話すとこれから観る人の楽しみを奪ってしまうのでここでは詳しくは書かないことにします。
私の様に予備知識なしに観られると楽しめることでしょう。(と、言いながら少し話しますけど・・・)
いつも思うことは、ヤフーの映画レビューは人それぞれの感想がありますけど、私の感想とよく似た感想を持っている人はほとんどいないなぁと感じます。
だから自分の観方・考え方はあまり一般的ではないのだと思います。
「バケモノの子」は動物の顔に人間の身体を持つバケモノと人間の子供(少年期~青年期)の心の交流を描くストーリーで、異界に入り込んでしまった人間の子供がそこで熊のダメ師匠に弟子入りし成長していくのです。
私は動物霊が住む世界というのも見えない領域にあると考えていますので、それを擬人化するとこんな感じなのかなぁと楽しんでいました。
そして、後半になると、人間の心の闇が出てきます。
人間はみんな大なり小なり心の闇=ブラックがあるのですね。
心の闇とは自分自身のネガティブな感情であったり、それが強くなると生霊になったり、死んだ人のものは死霊となる訳です。
インドネシアのバリ島ではストレートにブラックと呼んでいました。
映画の後半には人間の心の闇が魔と化してしまって大暴れするのです。
それはあたかも宮崎駿監督の映画「もののけ姫」の終盤でシシ神がデイダラボッチとなって大暴れした様な感じです。
それをなんと渋谷でやっちゃう。
ブラックって本当に怖いものだなぁと思いますが、私は日々気功の施術の中でその様なものと向き合っているのです。
主人公の青年が苦闘した様に、私も時には大変な思いをすることもあります。
で、心の闇に飲み込まれ魔と化した敵と闘うことになった主人公の人間の子(青年)は異界の動物の力を借りるのです。
実は私も気功の施術の中で、特に強いブラックを除去・浄化する際、また自分自身の自己ヒーリング(自己浄化)の際に動物霊の力もお借りします。
動物霊というと低級霊の様に思われるかもしれませんが、全部が全部その様なものではなく神獣というものもいるのです。
私はいつもご神仏のお力だけを使っている訳ではなく、タイガーなどの動物霊にも随分助けられています。
当院で斡旋しているヒーリングオイルはタイガーと龍神のパワーが入っていますので、それを使う人もその力によって守られます。

私の場合はもう少し関係が深く、気功の施術の際に具体的な働きをしてもらっています。
彼らはすごくパワフルで積極的に働いてくれて、私はいつも深く感謝をしています。
当院のお客様、またサットサンガ(ヒーリングの練習会)の参加者やヒーリング講座を受講している人で関心がある人は、聞いて頂ければ詳しくお話しましょう。
私の場合は師がヒマラヤのシャーマンより伝えられた方法で神獣との関係を結びます。
私が知っているある有名な実力のある気功家さんは犬の力を使っていましたが、動物霊の力を借りるのは一般的ではないかもしれません。。
かつてスピリチュアル・ヒーラー養成塾のコラムで「秩父山中に二ホンオオカミはいる!?」という記事を書きました。
NHKの番組を見た感想を書いたものですが、秩父の山奥には絶滅したはずの二ホンオオカミがいまだ生息しているというのです。
その記事の中でこの様なことを書きました。
秩父を中心にオオカミ信仰が今も続いている。
三峯神社、釜山神社ではオオカミを神の眷属として崇拝している。
オオカミは大口真神と言われているそうだ。
釜山神社の奥の院は山の奥深くであるが、釜山神社の宮司さんはお炊きあげとして月に1回人が踏み入れぬその奥の院に米櫃(こめびつ)を持ってオオカミのために納めに行く。
1か月後、その米櫃はいつも空になっているとか、米櫃にオオカミの牙の跡がついているとか。
まったく不思議な話だ。
ところで、オオカミは米を食べるのだろうか?
食肉目というからふつうは肉を食べると思うのだが…
神様は日本でもインドでもお米が大好きで人は米を捧げる。
オオカミは神獣だから米櫃が空になるのだろうか?

オオカミは神の眷属(お使い)として祀られており、狐憑きなどの憑き物落としにオオカミの力を使っているという。
動物霊にはより強い動物の力を持って制するということだ。
オオカミは魔除け、盗難や火難除けにも霊験があるとされ「御眷属」のお札を求める人は多いという。
気功治療(ヒーリング)の場面で私は動物霊の力を借りるという話をしましたが、それだけではなく霊性修行が進み解脱の段階に進む際にも動物の力をお借りすることが必要になると師はご自身の経験を踏まえ教えてくれました。
この様な霊的な背景・知識があって、私は「バケモノの子」を観て主人公の青年が異界の動物の力を借りて戦っている姿を自分に重ね合わせて楽しむことができました。
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